今週末。9月7日。
BlackBerryファン待望の「BlackBerry KEY2 日本版」が発売される。
海外市場では6月から発売になっているため、新鮮味はあまりない。とはいえ、なんとauから発売されたり、ビックカメラグループなどでも展示販売されるため、実機を確認できるというのは魅力だ。
KEY2は、KEY Oneに比べてキーボードが圧倒的に改良されたという評判なので、僕はそれを確かめてから、購入を検討しようと思っていた。
が…。
このニュースを読んだ途端、僕は、日本版のKEY2を見送ることに決めた。
BlackBerry KEY2 LEの発売、だ。
KEY2の廉価版…という位置づけではあるが、僕は、単に価格が安いから、この端末に惹かれたわけではない。
ノーマル版の色は、ブラックとシルバーで、いかにもBBらしい渋い印象があるけれど、KEY2 LEは、カジュアルなカラーバリエーションが揃っていたからである。
そのラインナップは、Slate(青っぽい黒)、Champagne(金色)、Atomic(赤)の3色。
この端末は、ドイツで開催されているIFA 2018で発表されたばかりだけれど、グローバル市場では、今月からすぐに発売される。
BlackBerryの公式Webサイトにも、既に掲載されていた。
いやぁ、格好いいではないか。特に赤。
僕は、これにビビッときてしまったのである。
ブラックのキーボードに、赤のラインが実に映えて、インパクトは抜群。
これを、僕のBBコレクションに加えたい!と思ったら、いてもたってもいられない気分になった。
ということで、僕は昨日、唐突に、これまでの端末コレクションを振り返ってみることにしたのだ。
僕がこれまで使ってきたBlackBerryたち。見事に黒一色。
既存のBBでも、カラバリがなかったわけではない。
しかし、主流は圧倒的に黒だったし、先行発売されることも多かったので、僕は、常にそれを選び続けてきた。
黒は、いかにもBlackBerryらしい色であり、僕はとても気に入っていたけれど、いざこうやって並べてみると、「アクセント」「スパイス」が欲しいなぁ…とも思えてきたのだ。
BlackBerry以外ならば、僕も、かつて赤系のストレートQwerty端末を持っていたことがある。
HTC X02HTと、Treo680。
どちらも、とっても目立って格好よく、大好きな端末だった。
BlackBerry KEY2 LEの赤は、これほど大胆な色合いではないけれど、でも、「BlackBerryとしては」とても派手。
鮮やかな赤の彩りは、僕にとって、使う喜びを感じさせてくれる筈だ。
そう思ったら、いてもたってもいられなくなった。
LE版は、KEY2の廉価モデルということで、ノーマル版に比べて、その機能は落ちる。
プロセッサ、RAM、バッテリー容量などがダウン。筐体の作りも、少しチープになっているようだ。
ただ、それは耐えられないほどではないし、僕のBBの利用シーンを考えれば、そんなに重要ではない気がした。
しかも、価格はノーマル版より圧倒的に安いのだ。
間もなく日本で発売されるKEY2の価格が、約8万円するのに対して、このKEY2 LEは32GBモデルが$399ドル(約4万4000円)、64GBモデルが$449(約5万円)。
輸入にかかる経費をプラスしても断然安く、実に魅力的だ。
そして何より、やっぱり、色。
ノーマル版にはREDモデルがないので、赤い、最新のBlackBerryが欲しいなら、僕にとっては「KEY 2 LE」一択となる。
LEも、いつか日本版が出るかもしれないが、たぶん、待っていられないと思うw