餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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「AirTag」アップデートでサウンド改善!…かと思ったら、糠喜び?だった件

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昨年。

「忘れ物トラッカー」界に、華々しくデビューしたAirTag。

後発ながら、忘れ物トラッカーとしての機能的には群を抜いていた。

何しろ、世界中にあるiPhone、iPad、Macデバイスの《探す》ネットワークと連携するため、どこかに置き忘れた時のチェック機能は申し分ない。

だから、そのデビューは鳴り物入りで行われ、もちろん非常に売れているが、個人的には、肝心の「鳴り物」機能に大きな不満が残っていた。

そう。AirTagが鳴らす音の話だ。

AirTagは、手持ちのiPhoneの《探す》機能を使って、いつでも簡単に呼び出せるのだけれど、その音は、「ピピピ…」という小さな電子音にとどまり、しかも、あっという間に止まってしまう。

僕は、これがどうにも悩みの種だった。

自分の知らない場所に置き忘れた場合の捜索機能については、前述の通り、世界中の《探す》ネットワークと連携するので、申し分ない。

僕が困っているのは、家の中で見つからない場合だ。

僕は、鍵や財布を、鞄の中や洋服の中、はたまた、家の中にある我楽多の中に紛れてしまったりすることがある。

それを家の中で探そうとすることが多いのだけれど、そういった時、AirTagの音はあまりに上品すぎ、かつ、あっという間に消えてしまうので、ちょっとイライラする。

その点、AirTagと競合する忘れ物トラッカーの元祖、「Tile」は、段違いに優れている。

十数種類のサウンドから選べる上に、音量も、かなりの大音量。

しかも、自分から能動的に止める操作をしないとストップしない。

音量調節も可能だから、こと、サウンド面に関しては、AirTagを凌駕していると言っていい。

僕は、常々、AirTagについて、「アップデートでサウンド改善されないかなぁ…」と願い続けていたので、それが改善されたという情報が流れてきた時は歓喜した。

しかし…。

そのリリースをよく読んでみると、表現がちょっと微妙であることが判明。

AirTagの音の調整:現在、不要な追跡のアラートを受け取っているiOSユーザーは、不明なAirTagを見つけやすくするために音を鳴らすことができます。

Appleは、不明なAirTagをより簡単に見つけられるようにするため、音が最も大きく聞こえるトーンをより多く使用するようにトーンシーケンスを調整する予定です。

AirTagと不要な追跡に関するアップデート - Apple (日本)

うーん。

僕はどうにも頭が悪くて、この文の意味がよく意味が理解できない。

これはあくまで、不要な追跡のアラートを受け取っているユーザー向けのアップデートにとどまっているのだろうか。

音が最も大きく聞こえるトーンをより多く使用するようにトーンシーケンスを調整する?

これは、音量を大きくするってことと同義なのだろうか。

このプレスリリース全文を読んでみても、僕には、あまりその意味が理解できなかった。

今回のアップデートは、AirTagの不正利用や悪用に関する対策であり、利用者が日常的に使うサウンドについては、変化がないってことなのかなぁ…。

すぐにでもその新機能を確かめたいところなのだけれど、利用者が、AirTagを強制的にアップデートさせる方法はなく、Appleからそれが降ってくるのを待つしかないようだ。(5月3日時点で、全AirTagユーザーの10%に配信。5月13日までに全ユーザーに配信予定とのこと。)

Apple AirTag

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