僕が心から敬愛する、日本一の餃子店。
池袋の「東亭」は、1973年の2月10日に誕生した。
それは、「東亭」の公式Twitterアカウントで、2年前に発表されている。
400フォローありがとうございます!
— 餃子専門 東亭 (@azumatei_gyoza) 2021年2月9日
1973年2月10日、この日から東亭はスタートしました。
支えて下さるお客様方には感謝しかありません。
50周年を目指して頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします。
開店当時の店主達の写真をお付けします笑 pic.twitter.com/NkKrDWCJPX
いやぁ、素晴らしい。
僕が東亭に出会ったのは、20年ぐらい前なので、開店当時のことは知らないのだけれど、歴史の重みを感じる写真に、大感激したことを思い出す。
僕は当時、東亭50周年に関してのエントリーを書き、その中でこのように綴っている。
何はともあれ、創立50周年まであと2年。
営業日カレンダーが変わらなければ、その日(2023年2月10日)は、金曜日なので、店頭販売がなされる日だ。
それから2年。「約束の日」がやってきた。
2023年2月10日。東亭開店50周年記念日だ。
僕はもちろん休暇を取得。
記念日には、花とお祝いを持って、開店時間(16時)前に一番乗りすることを決めていたからだ。
この日。東京地方は、あいにくの大雪予報。
朝からかなりの雪が降っていて、僕はちょっと心配したが、午後からは氷雨に変わった。
僕は、開店45分前に到着。
いつもならば、開店30分前でも行列になっていたりすることがあるのだけれど、冷たい雨のおかげで、流石に誰もおらず…。
悠々と一番乗りできた。
二番手以降になると、挨拶やお祝いをするにも、ちょっとバタバタしてしまうため、一番乗りはマスト。
だからちょっとホッとした。
入口には、開店50周年にあたってのメッセージも掲示されていた。
気がつけば50年
みじかいようなながいような
これもみなさまが背中をおしてくれたから
ありがとう。
東亭 店主
僕は、それを読んでいたら、あらためて胸が熱くなってきた。
50年という歳月の重みと、僕がこの店に出会って以降20年間の感慨がこみ上げてきたのだ。
追憶に浸っていたら、待ち時間はあっという間に過ぎて…開店。
僕は、心ばかりのお祝いを行った後、いつものように焼餃子(生)と水餃子を購入した。
すると…。
こんなものをいただいた。
50周年記念のボールペンだ。
日本一の餃子を食べられるだけでも幸せなのに、記念グッズまでいただき、感激至極。
一生の宝物にしたいと思う。
その夜は、もちろん餃子を焼いた。
最高の相棒であるビールに、このボールペンも加えての、50周年記念写真を1枚。
お店での焼き加減には遠く及ばない*1が、僕としては、そこそこうまく焼けたんじゃないかと思う。
東亭の餃子は、これまでもう何百回(もっとかも)と食べているのだけれど、この日は格別に美味しい気がした。
東亭の餃子と同じ時代に生きることができて、僕は本当に幸せだ。
そんな史上最強の餃子が、今年で遂に50周年。
その快挙に、あらためて「おめでとうございます」と言いたい。
これからもどうぞよろしく。
*1:現在は、店内での食事が休止中で、生商品のお持ち帰りのみ。