昨晩放映された「マツコの知らない世界」は、「餃子VSシュウマイ」の世界だった。
「マツコの知らない世界」では、6年前に餃子特集、3年前にシュウマイ特集が行われているが、今回は、その両雄対決という形式になった。
予告編を見る限り、前回企画とは切り離されて、まったく新しい店の紹介ということだったのだけれど…。
番組冒頭で、僕は大きな衝撃を受ける。
うわっ。また東亭が登場だ!
こんな紹介の仕方ってアリなのか。
マツコは、以前の特集で食べた、東亭の餃子とシュウマイを引き合いに出し、「あれが(美味しさの)基準になってますよ私」と言って、プレゼンターにプレッシャーをかけたのだ。
以前の特集を見ていない人に、「東亭って、そんなに凄いんだ!」と思わせるには十分なインパクト。
これは、またしても東亭が注目されるだろうなぁ…。
僕はとても嬉しく思いながら、その一方で、ちょっと心配な気持ちになった。
池袋「東亭」は、間違いなく日本一の餃子店だから、紹介されたのはとても嬉しいのだけれど、前回放送後の反響が頭によぎるからだ。
3年前のシュウマイ特集で、マツコが「東亭」のシュウマイも餃子も大激賞したために、店には、想像を絶するほどの客が訪れ、その結果…。
休業を余儀なくされてしまったからである。
僕は、かれこれ20年以上、東亭の餃子とともに生きており、間違いなく僕の主食。
僕の身体の何パーセントかは、東亭の餃子でできているのではないかと思うほど。
だから、休業中は、本当に悲しくて、切なくて、そして何より心配だった。
休業から4ヶ月が経ち…。
復活してくれた時は、本当に嬉しかったことを思い出す。
その後、東亭は、営業時間の縛りがさらに厳しくなり、また、コロナの影響もあって、ランチ営業は行っていない(生餃子のお持ち帰りのみ)けれど、やっぱり最高だった。
マツコが激賞するまでもなく、東亭の美味しさは唯一無二で、他のどんな店も圧倒している。
そんな「東亭」は、再来年、創業50周年が控えている。
それまで(もちろんそれ以降も)末永く続いて欲しいと思っているから、今回のマツコ効果が本当に気になる。
僕のブログなど、世間に対して何の影響力もないが、マスコミの力、とにかくマツコのインパクトは半端じゃないからだ。
今回のマツコ発言で、「東亭」の素晴らしさが広まるのは嬉しいことだけれど、大きな混乱が生じないことを祈りたい。
緊急事態宣言中、町中華で餃ビーできなかった時も、僕は東亭の餃子に救われた。
東亭の焼餃子とビール。史上最強の至福コンビ。
日常どんなに疲れたことがあっても、この組み合わせを味わうだけで、僕は、本当に幸せな気分になれる。
最近は、水餃子もお気に入りだ。(焼餃子とは具が異なり、全く違った美味しさがある。)
シュウマイは、数えるほどしか食べたことがない(僕は、餃子とシュウマイの二択だと、圧倒的に餃子を選んでしまうため)のだけれど、これも、もちろん絶品。
買い置きしてあった餃子が切れてしまったので、近々また買いに行くつもりだったのだけれど、果たして無事に購入できるだろうか…。