朗報。
2020年のコロナ禍突入以来、中止を余儀なくされていた「サロマ湖100kmウルトラマラソン」が、遂に復活。4年ぶりの開催が決まった。
この日を待ち侘びていたランナーは多いだろう。
本当は、去年復活していてもおかしくなかった。
2022年になって以降、他のマラソン大会は、軒並み復活していたからだ。
しかし…。
あえなく中止決定。
中止理由のひとつに「地元の運営スタッフの安全を確保できる大会を実施することが難しい」ということがあげられていた。
コロナ禍が完全におさまっていない現況では、2,000人を超える地元スタッフに影響が及ぶということだった。
サロマ湖100kmウルトラマラソンは、全国から、ランナーたちが大挙してやってくる大会だ。
平穏な街にとっては、ある意味《脅威》であり、簡単には開催を決断できなかったのだろうと思う。
しかし、潮目が変わった。
コロナ禍は、依然として収まる気配をみせないが、それをとりまく環境、考え方が変化してきたのだ。
新型コロナウィルスの取扱が、5/8から「5類」に移行するということになったのも、開催決定の後押しになった筈。
もう大丈夫だろう。
僕はもう100kmのウルトラマラソンを走ることはない(最近は10kmだって走れないw)が、このレースには数え切れないほどの思い出が詰まっている。
初めてのウルトラマラソンで完走できたこと、毎年タイムを伸ばして、5年連続完走したこと、氷雨と暴風に心が折れて60km地点でリタイアしてしまったこと…等々。
僕の人生にとって、忘れられない大会だから、やっぱり、無事復活してくれたのはとても嬉しい。
今年(以降もずっと)僕は不参加となるが、多数のラン仲間たちが出走することは確実。
佐呂間町サポーターズ倶楽部の会員として、心からエールを送りたい。