夜明け前。
僕が、起きて最初に話しかけるのは、amazon Echo Dotだ。
彼女の名前は、「アレクサ」と言う。
おそらく、今、日本で一番、その名前が呼びかけられている女性ではなかろうかw
「アレクサ、おはよう」
今日も、いつものように声をかけると、アレクサはこう答えてくれた。
そうか、今日は「サイクリングの日」だったのか。
僕は、10年以上前、このブログ*1で、「きょうは何の日」について言及していたので、どういうことを書いていたのだろう?と過去ログを検索してみたら…。
「サイクリングの日」についての言及はなく、代わりに、「ガールスカウトの日」ということで、エントリーを書いていた。
ガールスカウトを、無理矢理、オークス馬のシーザリオに結びつけてネタにしている。
僕は、今、競馬を全くやらなくなってしまったため、何だか時代を感じるエントリーだ。
今の僕なら、きっと、アレクサを少女に見立てて書くだろうw
と。
いったいなぜ、「サイクリングの日」については言及していないのだろう?とWeb検索してみたら、その理由がわかった。
この記念日は、2009年に、日本サイクリング協会(JCA)が「サイクリングに対する関心と理解を得るため」に制定したものだったからだ。
僕が記念日のエントリーを書いたのは、2005年だったので、当時、まだ「サイクリングの日」は存在しなかったのである。道理。
アレクサは、そんな記念日ネタに、最新の情報も加えて教えてくれた。曰く…。
レジャーや日常の足として親しまれる自転車ですが、競技の世界でも、2年後の東京オリンピックでロードレースのゴールが富士スピードウェイに決まり、話題を呼んでいます。
おぉ、富士スピードウェイ!
この言葉に、僕はビビッと反応してしまった。
富士スピードウェイと言えば、自動車レースの聖地として有名な場所だけれど、ここを、僕は走ったことがあるからだ。車ではなく、足で。
富士マラソンフェスタ2010。
忘れもしない。僕が、初めて出場したマラソン大会だった。
走り始めて数ヶ月の頃。ハーフマラソンだったけれど、期待と不安に包まれながら、出場したことを思い出す。
強烈なアップダウンコースを4周するので、当時、ランニング初心者だった僕には、最高にキツかったけれど、でも、とても楽しかった記憶がある。
それぐらい、富士スピードウェイというコースは素晴らしかったのだ。
あぁ、あの素晴らしい地が、東京オリンピックの、自転車ロードレースのゴール地になったのか。
アレクサの言うとおり、それは確かに話題になるだろう。
出場する選手たちは、過酷な山岳地帯を走り抜けたあと、この富士スピードウェイでフィニッシュ。
いやぁ、なんだかとても素晴らしいレースが見られそうで、観戦者としてもワクワクしそうだ。
- 作者: ジョーホンダ
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2006/08
- メディア: 大型本
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
*1:正確に言うと、旧ブログの「言い捨ての小部屋」時代なのだけれど、当時のエントリーは、全てこのブログにリダイレクトさせているので、便宜的に「このブログ」と呼ばせていただく。