餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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スノーターサーで堪能した「45年ぶりの大雪」ラン

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27cm。都心では、なんと45年ぶりの積雪量を記録した週末。
ただ、降りまくったのは土曜の深夜までであり、日曜の朝は清々しく晴れていた。僕は、そんな天候に心の中で小躍りした。
「よしっ、走れる!嬉しい!」と思った。
27cmもの雪が積もっているのに、何バカなことを言っているのだ?と言われるかもしれないが、僕にとっては、逆。「27cmの雪が積もっているからこそ」走れる、走りたい、と思った。
そう、僕には、これがあるからだ。

ASICS スノーターサー。
去年、成人の日の豪雪で数日ラン不能になったため、雪の日対策として購入した。しかし去年は、その後全く雪が降らず、悔し泣きをしたことを思い出す。
だから僕は、遂にこのシューズの出番が来た!ということで、本当に嬉しかった。

雪上用のシューズでありながら、それほど重くない。
「ターサー」ブランドを名乗る以上、これはあくまでスピードシューズ。雪上用のスピードランニングシューズなのだ。

靴底も、いかにも雪を弾くような造りになっており、実に頼りになりそうな気がした。
ということで、それを実証するために、僕はランへ向かうことにした。近所は、雪かきや車通りの影響で雪量が不安定だから、あまり心地良く走れそうにない。皇居周りも、道が狭い上に坂が多くて危険な気がした。
しかし、絶好の場所がある。河川敷だ。
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その思惑は、ぴったりだった。
午前9時の荒川河川敷は、一面の雪化粧、まばゆい銀世界が広がっていた。
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子供たちは、そりやかまくら造りで遊んだり…。
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雪だるまを作ったりしていた。
しかし、普段の週末ならば沢山見かけるランナーの姿は皆無。自転車も勿論走れない。
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この日は、「赤羽ハーフマラソン」という大会が行われる予定だったようだけれど、中止。それほどまでに深い雪だったのだ。
しかし僕には、そんな雪の中でも大丈夫な強い相棒、雪だからこそ頼れる相棒がいる。それがたまらなく嬉しかった。
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想像通り、実に快適だった。
雪の中にずっぽり埋まっても、強力な撥水作用で雪は染みこんでこない。厚手の構造になっているため、靴の中で指が寒さを感じることもなく、とても気持ち良く、「ざくざく」と雪を踏みつけながら走ることができる。
そして何より凄いのは、「スピードが出る」こと。雪に埋まりながら走っているのに、キロ6分ペースで12kmも走れた。やっぱり、ターサーの冠はダテじゃない。
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真っ白な雪の中に、僕の足跡だけが刻まれていく。雪道を独り占めできたような気分で、最高に爽快だった。
ただ、僕が走っている間にも、除雪がどんどん進んでいたのが計算外。そんなに早く「手入れ」されると思わなかった。上流部分では雪を堪能できたけれど、下流方面に向かうほど雪は溶かされてしまっており…。
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こんな状態になってしまっているところもあった。
スノーターサーは、撥水作用は強力だけれど、完全な防水ではないため、雪が中途半端に溶かされて「水たまり」になっていたりすると、水を吸い込む。なので、できるだけ雪が十分にある方が望ましい。
走ったのが午前中で良かった。午後になっていたら、上流方面も、快適に走れなかったかもしれないからだ。

いつも走っている河川敷コースだけれど、普段と全く違う気分で走れたのが最高。
スノーターサーを買っていて、本当に良かった。
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