餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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出場資格の凄さでわかる「福岡国際マラソン」の別格ぶり

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エリート中のエリートレースだ。

一応、市民ランナーも出られることにはなっているが、その出場資格がハンパじゃない。

[Aグループ]

  • 1.マラソン2時間27分以内
  • 2.30kmロードレース1時間35分以内
  • 3.ハーフマラソン1時間05分以内

福岡国際マラソン|大会要項

フルマラソン記録では、サブスリーどころか、サブ2.5(!)が必要。
これがどれだけ凄いかは、猫が証明してくれる。芸能界最速であり、カンボジア人としてロンドン五輪への出場資格もとりかけた猫ひろしのベストタイムが2時間30分26秒。そう。あの猫ひろしでさえ、Aグループでの出走はできないのだ。
30kmの資格である1時間35分も驚異的。僕は、ハーフマラソンでもこのタイムを切れない。今後どんなに死にもの狂いで練習しようが、永遠に無理。僕にとっては、別次元のレースなのである。改造人間にでもならなければ、出場はできないだろう。
これがあまりに厳しすぎる条件であるため、主催者側では、若干制限の緩いBグループも用意している。
スタート地点がAグループと異なり*1スペシャルドリンクも飲めないが、それでも、このレースに出られるだけで価値がある。
ただ、緩いとは言っても…。

[Bグループ]

  • 1.マラソン2時間42分以内
  • 2.30kmロードレース1時間50分以内
  • 3.ハーフマラソン1時間10分以内

やっぱり、僕にとって、夢のまた夢のレースであることには変わらなかった。
知り合いのランナーでも、コーチや先生の方々を除けば、このタイムをクリアしている人はいないから、大抵の市民ランナーにとって、このレースは、家でゆっくり見て楽しむものなのだろう。
招待選手は、今年も豪華だ。

福岡国際マラソン朝日新聞社など主催、マイナビ NEC協賛)の出場選手が8日、発表された。招待は国内外から15人。藤原新ミキハウス)、川内優輝(埼玉県庁)、堀端宏行旭化成)、ハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)ら注目選手が顔をそろえた。

何と言っても、今年の東京マラソン以来となる藤原新川内優輝の対決に注目。
僕は川内派(?)だったのだけれど、先日参加したイベントで、藤原新にも魅力を感じてきた。このレースは、来夏のモスクワ世界選手権の選考がかかる重要な一戦。どちらも応援したい。
この2人のみならず、去年の世界陸上で7位となった堀端宏行の走りも気になるし、前世界記録保持者のゲブレシラシエにも注目。
今から本当に楽しみだ。
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*1:即ち、招待選手とは同じスタート地点に立てない。


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