餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

ロジユニと典と武豊についての雑感

スポンサーリンク

ラジオNIKKEI杯2歳Sの結果には驚いた。
レース前、僕は、リーチザクラウンで楽勝だと信じていた。これまで2戦のレースぶりから、器が違うと思っていたのだ。相変わらず、1日1鞍しか乗れない武豊の体調に不安を感じていたものの、どうせ逃げるのだろうし、ならばそれほど問題はないと判断した。
しかし…。
レースは、予想通り、リーチザクラウンが飛ばす展開。しかしその後ろを、横山典弘のロジユニヴァースがぴったりとマーク。向こう正面では、いったんリーチザクラウンが引き離す展開になったため、これはワンサイドで決まりかなぁ、あれを追いかけた分ロジはキツイかなぁ…と思った。
しかし、4角を回ったところで、外から一気に馬群が密集。ロジユニヴァースも再び盛り返し、直線では、リーチザクラウンをあっという間に交わして、4馬身差で楽勝してしまった。
いやはやこれには驚いた。真の「怪物」はこちらだったということか。馬体重も衝撃だ。新馬戦では468kgだったのに、札幌2歳Sでは26kg増で圧勝。そして今回も+10kgで、何と500kgを超えてしまった。このペースだと、ダービーの頃には550kgぐらいになっているんじゃなかろうかw
そして凄いのが典の騎乗。僕は最初、リーチザクラウンを楽にさせないため、無理矢理先行したのではないかとも思った。だから道中いったん離され掛かったときは、ずるずる下がっていくのではないかという予感までした。しかし、4角から一気に動いて大逆転。下がってしまったのではなく、全体のペースを読んだ、完璧な騎乗だったということなのだろう。
今年の典は、これで重賞12勝目。岩田康誠(13勝)に続いて、2位の重賞勝利数は立派だ。これだけ勝っているのに、G1だけ手が届かないというのが、何とももどかしいけれど、ロジユニヴァースがこのまま無事に行けば、久しぶりのクラシック制覇も現実味を帯びてくる筈だ。横山典弘は、僕がデビューから追いかけ続けている騎手。円熟期にさしかかっていると思うので、来年こそは、是非ともG1を奪取して欲しい。
武豊の状態は、いったいどうなのだろう。2着は確保しているし、どう乗っても今日のロジユニヴァースには叶わなかったかもしれないけれど、どうにも歯車が悪い気がして仕方がない。1日1鞍のみしか騎乗しないというのは、やっぱりどう考えても変だ。有力馬に乗りたい気持ちはわかるけれど、完調でないのなら、ここはじっくり休んで、来年からの出直しにすべきだったと思う。


マラソン・ジョギングランキングへ