餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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宝塚記念

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史上空前の好メンバーになった宝塚記念。一昨年の勝ち馬であるスイープトウショウの回避は残念だけれど、現役の一線級は、ほぼ顔を揃えたと言ってもいい。
1番人気は、予想通りウオッカになった。これは当然だろう。何と言っても51kgという斤量は魅力的に映るからだ。3歳牝馬であることを考えると妥当な斤量でもあるかと思えるのだが、ダービー馬が古馬と7kg差で出走できるというのは反則に近い。切れ味勝負の馬だけに、斤量は軽ければ軽いほど大歓迎な筈で、ここでも当然中心視できる実力馬だと思う。
ただ、僕はどうにもこの挑戦に賛同できないのだ。以前のエントリーでも書いたように、凱旋門賞を本気で狙うのならば、ここは何とか回避してもらいたかった。デビュー以来ここまでほぼ休みなく走ってきて、ダービーまで制したのだから、ここはいったんオーバーホールさせて、次の大目標に向かうべきだったと思うからだ。
展開も、この馬には向いていると思えない。宝塚記念と言えば、例年上がりのかかる持久力勝負になるのが常で、今年のダービーとは真逆の流れになる可能性がある。激しい減量で挑む四位の騎乗も心配だ。通常は53kgあたりまでしか騎乗せず、52kgでも滅多に乗らない。51kgとなると、なんと8年ぶりなのである。本人は、1kgぐらいすぐに落とせると言っているらしいが、それならば普段からもっと乗れている筈だ。たかが1kg、されど1kg。普段から限界まで体重を落としている筈の騎手にとって、この1kgは決して小さくないと思う。ただ、騎乗不安を差し引いたとしても、ウオッカの51kgが相対的に有利であることは揺るがないから、消すまでの勇気はなかった。押さえの一角。
本命はメイショウサムソン。
この馬の本命は、以前から決めていた。昨秋の不振から立ち直り、今年は2戦2勝。タフな阪神コースは向くし、距離短縮もプラス。春の盾を制した2冠馬が、その底力を見せつける舞台になるとみた。馬込みを気にしないこの馬にとっては、内枠の方が理想だったけれど、16頭立て16番枠から出て、フサイチリシャールやドリームパスポートをねじ伏せたスプリングSの例もあるから心配いるまい。
対抗はポップロック。国内の成績に限れば、昨年以降の充実ぶりはめざましい。昨年54kgで目黒記念を制した時は、単なるハンデの恩恵かと思ったのだが、今年は58.5kgを背負っての完勝だから文句のつけようがない。馬場が当初想定より早く悪化しそうなのも魅力だ。因縁のアドマイヤムーンと同枠になったことで、闘志が燃えたぎっている筈の武豊にも期待。
一発があればカワカミプリンセス。牝馬では、ウオッカに注目が集まっているけれど、この馬の実力は決して引けを取らない。体調さえ戻っていれば、十分ここでも勝ち負けできるだけの実力馬だと思う。チグハグな競馬を続けながら、常に最後は力でねじ伏せてきた、昨年の強さを忘れまい。ただ、武幸四郎の騎乗は心配だ。調教時の落馬事故以来、昨日までにたった3鞍しか乗っていないのである。今日は流石に4鞍乗るようだけれど、これまでの騎乗セーブ状況からみて、まだ痛みが残っているのではないか。そんな状況で、この難しい馬を御しきれるのかどうか極めて不安が残る。勝つなら圧勝まであり得る実力馬だと思うけれど、馬と騎手ともに体調不安を抱える以上、ここは単穴まで。
以下、消せずに残ったウオッカ、距離延長は不安も鞍上が恐いダイワメジャー、体重激減&海外連戦帰りで体調疑問も、同馬主3頭出しで有利な展開を作り出せそうなアドマイヤムーン。
もう1頭。典マジックを狙ってスウィフトカレント。高速ハイペース決着が向いている馬で、夏にも強い。良馬場ならば対抗まで考えていたが、想像以上に馬場が悪化しそうなのはマイナスで、ここは評価を落とす。
馬券は、◎→○▲△△△△馬単マルチ12点と、◎○2頭軸→▲△△△△並びに◎▲2頭軸3連単マルチ→△△△△の54点買い。それと、忘れた頃にやってくる横山典弘の2着付けが恐いので、スウィフトカレントからの総流し馬券も遊びで購入しておきたい。
ちょっと買いすぎな気もするけれど、まぁ、春G1も最後のレースだし…と、言い訳*1しておこう。
◎メイショウサムソン
○ポップロック
▲カワカミプリンセス
△ウオッカ
△ダイワメジャー
△アドマイヤムーン
△スウィフトカレント

*1:毎回なんだかんだ理由をつけて沢山買ってしまいそうな気がするけれど。


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