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歴史は繰り返す。横山武史エフフォーリア「運命の2着」に泣く…。

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今年の日本ダービーは、福永祐一騎乗のシャフリヤールが制した。

福永は、1996年のデビュー以来スター街道を歩み続け、数々のG1レースを勝ってきたが、日本ダービーだけは勝てず、何度も涙を流してきた経緯がある。

2013年。

日本ダービーでエピファネイアに騎乗した福永は、最後の直線でいったん抜けだし、栄光をつかみかけた。

しかし、外からやってきた武豊のキズナに交わされ、2着。

武豊は、なんと5度目のダービー制覇で、貫禄を見せつけた形になった。

そんな福永が、2018年のワグネリアンで、悲願のダービーを初制覇してから、一変。

昨年のコントレイル、そして、今年のシャフリヤール。

ここ4年間でダービー3勝(!)というのだから、運命というのはわからないものだ。

運命…と言えば、今回圧倒的人気を背負った、エフフォーリアと横山武史のコンビにも、それが当てはまるのかもしれない。

今回、エフフォーリアが1枠1番に入ったことで、僕は、横山武史の父である、横山典弘(ノリ)と同じ運命に繋がると信じた。

ノリが、ロジユニヴァースでダービーを初制覇した時の枠順が、1枠1番だったからである。

結果は…。

最後の最後に、福永シャフリヤールに交わされて、2着。

横山武史の騎乗にミスはなく、圧倒的1番人気馬の騎乗としては、文句ないと言っていい。

2番人気のサトノレイナスを交わして抜け出し、栄冠が見えていたところを、ベテラン福永に強襲された形で、やむを得ない。

ただ僕は、その結果を見た時、これもまた運命なのか…と思い、愕然とした。

前述の通り、福永は、2013年のダービーで、エピファネイアに乗って、いったん抜け出したものの、最後の最後で武豊に交わされた。

今回、横山武史が乗ったエフフォーリアの父は、奇しくも、そんなエピファネイアなのである。

エピファネイアに騎乗して涙を吞んだ福永祐一が、今度は、エフフォーリアの栄冠を阻止するというのだから、運命というのは皮肉なものだ。

また…横山武史騎手の2着というのも、ある意味運命的な結果になっている。

横山武史の父であるノリは、5年目である22歳の時のダービーで、メジロライアンに騎乗し、1番人気を背負いながら2着に敗れている。

今回の横山武史も、5年目で22歳のダービーで、1番人気を背負って、2着。

ここで父と繋がっているとはなぁ…。

ただ、横山武史は、この結果を決して悲観する必要はないと思う。

父であるノリは、5年目のダービーで2着に敗れた後、敗戦続きとなり、15回目の騎乗(ロジユニヴァース)でようやく制覇。

福永祐一も19回目の騎乗(ワグネリアン)で初制覇。

「あの」武豊にしても、10回目の騎乗(スペシャルウィーク)で初制覇だったのだ。

それぐらい、ダービーは特別なレース。

横山武史は、まだまだ若いし、これからチャンスはいくらでもある。

この悔しさをバネに、さらなる一流ジョッキーへと踏み出して欲しい。

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