《回顧》阪神ジュベナイルフィリーズ

桜どころか3冠の器だ！
ブエナビスタ、圧巻の母娘制覇！

着	印	馬名	性齢	騎手	タイム	着差	人気
１	○	ブエナビスタ	牝3	安藤勝己	1.35.2		1
２	…	ダノンベルベール	牝3	後藤浩輝	1.35.6	2 1/2	3
３	…	ミクロコスモス	牝3	鮫島良太	1.35.8	1 1/4	4
◎ジェルミナル 2番人気6着…orz

2着に入ったダノンベルベール、後藤浩輝のコメントがふるっている。

悔しさも浮かばないほど、勝ち馬が強かった。抽選を悔やみますよ（笑）

いやはや、まさに。それほど圧巻だった。抽選という最大の障害を乗り越えた以上、この馬にとって、他馬は敵でも何でもなかったということなのだろう。逆に、これほど格の違う馬が、抽選漏れしてしまう可能性もあったということだから、本当に、2歳戦というのは難しい。
レース前から自信満々だった松田博師のコメントもまた凄い。

獲れるものは全部獲りたいですね。距離は長いところを使っていきたいと思います。１６００メートルより２４００メートルの方がいいでしょう。馬もその方が楽だと思いますよ

マイルの2歳G1など通過点と云わんばかりの余裕。憎らしいぐらいだけれど、この圧巻の強さを見てしまうと、それも強ちハッタリではないと思える。逆に、これほどの馬が、なぜ新馬戦で負けてしまったのかと思うほどだ。
母ビワハイジに続いての親娘制覇。兄アドマイヤジャパン、アドマイヤオーラに続く兄姉重賞制覇。しかし、この馬は、母や兄たちよりも、一段上のスケールを感じる。どうかこのまま無事に行って欲しい。現段階では、間違いなく牝馬3冠の器だと思う。