《回顧》フェブラリーステークス

その強さは、世界への通過点。
ヴァーミリアン、無敵の圧勝で、いざドバイへ！

着	枠	馬	印	馬名	性齢	騎手	斤量	タイム	着差	通過順	上3F	人
１	8	15	○	ヴァーミリアン	牡6	武豊	57	1.35.3		05-03	35.9	1
２	5	10	△	ブルーコンコルド	牡8	幸英明	57	1.35.6	１3/4	04-03	36.2	7
３	8	16	△	ワイルドワンダー	牡6	岩田康誠	57	1.35.9	２	08-07	36.3	3
４	4	8	△	ロングプライド	牡4	ペリエ	57	1.36.1	１1/4	11-10	36.3	4
５	6	12		リミットレスビッド	牡9	蛯名正義	57	1.36.2	1/2	08-07	36.6	14
６	3	5		クワイエットデイ	牡8	角田晃一	57	1.36.3	3/4	11-10	36.5	9
７	7	14	▲	デアリングハート	牝6	藤田伸二	55	1.36.5	１1/4	02-02	37.3	10
８	5	9		メイショウトウコン	牡6	武幸四郎	57	1.37.0	３	13-12	37.0	5
９	4	7		ドラゴンファイヤー	牡4	安藤勝己	57	1.37.1	クビ	14-14	36.8	6
10	2	3		アンパサンド	牡4	戸崎圭太	57	1.37.3	１1/4	05-07	37.7	13
11	3	6		メイショウバトラー	牝8	福永祐一	55	1.37.5	１1/4	03-03	38.2	12
12	1	1		フジノウェーブ	牡6	御神本訓	57	1.37.7	１1/2	14-15	37.2	11
13	7	13		ビッググラス	牡7	今野忠成	57	1.37.8	クビ	05-03	38.5	16
14	1	2		ノボトゥルー	牡12	田中勝春	57	1.37.9	1/2	08-12	37.9	15
15	6	11		ヴィクトリー	牡4	後藤浩輝	57	1.38.9	６	01-01	39.8	8
止	2	4	◎	フィールドルージュ	牡6	横山典弘	57	------			----	2

LAP　12.4-10.9-11.5-11.9-12.4-12.4-11.7-12.1
通過　34.8-46.7-59.1-71.5　　上り　72.0-60.5-48.6-36.2　　平均　1F:11.91 / 3F:35.74
単勝　 15 \240
複勝　 15 \140 / 10 \360 / 16 \160
枠連　 5-8 \680 (3)
馬連　 10-15 \2820 (13)
ワイド 10-15 \950 (10)/ 15-16 \350 (2)/ 10-16 \1020 (12)
馬単　 15-10 \3520 (12)
３連複 10-15-16 \3820 (11/560)
３連単 15-10-16 \17550 (47/3360)

僕にとってのフェブラリーステークスは、スタート後20秒で終わった。1頭軸で流していたフィールドルージュが、向正面でずるずると後退していったからだ。スタート直後は、それほど、出脚が悪くなかったように見えたのに、いつの間にか最後方になっていたので、不安は感じていたのだけれど、まさか…。一瞬目眩がした。
改めてレースを見直してみると、最初から走りがちぐはぐな感じがする。スタート直後にノリが左脚を振り返っていたシーンもあった。結果、左肩跛行だけで済んだのは、名手横山典弘の英断。無理矢理走らせていたなら、取り返しのつかないことになっていた筈だ。
ヴァーミリアンの圧勝は文句なかった。あの激しいペースの中、難なく先団にとりついて、上がりは最速の35秒台。恐るべき強さだ。これならば、世界の舞台でも十分期待できると思う。今年の武豊は、これまで重賞はおろか、メインレースの勝利さえなかったのに、いきなりのG1制覇。やっぱりこの男は侮れないなぁ…。