餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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《回顧》ジャパンカップダート

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ダイヤの夢を砕いた新星。
3歳馬アロンダイト、5連勝でG1制覇!

馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 通過順 上3F 単勝
3 4   アロンダイト    牡3 後藤浩輝 55 2.08.5 7-7-7-7 36.0 7 15.2
4 7 シーキングザダイヤ 牡5 武豊   57 2.08.7 11/4 4-5-6-4 36.3 1 2.3
8 15   フィールドルージュ 牡4 吉田豊  57 2.08.9 11/4 13-13-12-11 36.0 8 15.4
1 1   ヴァーミリアン   牡4 ルメール 57 2.09.0 3/4 4-3-3-4 36.7 9 20.0
7 12 サンライズバッカス 牡4 安藤勝己 57 2.09.1 クビ 13-14-14-11 36.2 3 6.9
6 11   ドンクール     牡4 北村宏司 57 2.09.3 11/4 7-7-7-8 36.7 13 99.9
5 9   オースミヘネシー  牡4 田中勝春 57 2.09.4 1/2 9-9-14-13 36.2 14 130.3
7 13 ハードクリスタル  牡6 横山典弘 57 2.09.5 クビ 13-14-12-13 36.2 5 14.9
4 6   ブルーコンコルド  牡6 幸英明  57 2.09.5 ハナ 9-9-9-8 36.9 2 6.3
10 8 14   ピットファイター  牡7 デットー 57 2.09.6 3/4 3-3-3-3 37.4 10 29.8
11 3 5   ジンクライシス   牡5 五十嵐冬 57 2.09.8 11/4 11-12-9-10 37.1 11 36.0
12 2 2   メイショウバトラー 牝6 佐藤哲三 55 2.10.0 11/4 1-1-1-1 38.0 6 15.1
13 2 3   フサイチリシャール 牡3 内田博幸 55 2.10.2 11/2 2-2-2-2 38.1 4 10.4
14 5 8   アルファフォーレス 牡6 藤田伸二 57 2.12.4 大差 6-5-3-4 40.1 15 143.0
15 6 10   マイソールサウンド 牡7 角田晃一 57 2.14.4 大差 11-9-9-15 41.0 12 83.9
LAP  7.1-11.3-11.8-12.2-12.3-12.7-12.2-12.4-11.9-12.3-12.3

通過 30.2-42.4-54.7-67.4  上り 73.8-61.1-48.9-36.5  平均 1F:12.24 / 3F:36.71
単勝  4 \1520
複勝  4 \440 / 7 \120 / 15 \340
枠連  3-4 \820 (4)
馬連  04-07 \1550 (7)
ワイド 04-07 \630 (7) / 04-15 \2620 (30) / 07-15 \590 (5)
馬単  04-07 \3720 (14)
3連複 04-07-15 \5590 (24/455)
3連単 04-07-15 \30630 (106/2730)

レースは淀みなく流れた。メイショウバトラーが逃げて、フサイチリシャールが2番手。1番人気のシーキングザダイヤは、外人ジョッキー2人のすぐ後ろ、内々の好位を進む絶好の展開だった。
直線では、固まった馬群の中から力強く抜け出した。周りの馬たちよりも脚色が良く、余力も十分にあったことから、武豊としては、ついに今年こそ念願の金メダルと思ったのではないか。
しかし、本当の敵は、最内に潜んでいた。アロンダイトだ。向正面で、武豊の後ろにぴったりとつけて気配を伺っていたが、直線では、外を回るシーキングザダイヤを尻目に、最短距離のラチ沿いをぐいぐい伸びてきた。
武豊シーキングザダイヤは、外から馬体を併せて詰め寄ろうとしたが、むしろ差が開くばかりで、結局定位置に落ち着いてしまった。ノリも顔負けの「2着力」だ。
それにしても、アロンダイトは凄い。いくら「なんちゃってG1」のようなメンバー構成だったとはいえ、前走1600万下を勝ったばかりの馬なのだから。今年の6月に未勝利を勝ったあとは、500万下→1000万下→1600万下をトントン拍子に勝ち進み、ついにはG1制覇。これだけの上がり馬を見たのは久しぶりな気がする。
エルコンドルパサーの産駒は、菊花賞に続いてのG1制覇となった。今年からが種牡馬としての本領発揮だったとすると、その早い死が本当に惜しまれてならない。


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