フェブラリーステークス

本命はフィールドルージュ。
昨秋以降、明らかにこの馬は変わった。マイル戦ならば、そして武豊の絶対的なオーラが翳っている今ならば、ヴァーミリアン逆転のチャンスは十分にあると思う。
内枠を引いてしまったことで、《出遅れ→最後方ポツン→直線追い込んで届かず》というイメージが浮かんでしまうけれど、その乗り方でG1が勝てないことは、横山典弘も重々わかっている筈だ。充実した今ならば、かつてほど、スタートで置かれてしまうことはないと信じよう。内々でじっくりと息を潜めて、直線抜け出す競馬ができれば、自ずと勝機は見えてくる。頼むぞ、ノリ！
対抗はもちろんヴァーミリアンだけれど、一頓挫あったことと、先の目標を睨んでいることから、人気ほどの信頼はおけないと思う。隣枠に岩田康誠が乗るワイルドワンダーがいるのも嫌らしいところで、楽な競馬をさせてもらえないのではないか。
一発があれば、デアリングハート。ダートに変わって3戦目。地方の重い砂では勝ちきれずにいるけれど、東京競馬場、しかも、スタートが芝というコースは間違いなくプラス材料。一族は砂巧者が揃っている。ダート戦を10勝し、武蔵野Ｓ勝ちもある、あのビットファイターの下だ。穴人気になっていて、妙味はないけれど、それでも押さえたい。
以下、体調不安は気になるも岩田が無理矢理持たせそうなワイルドワンダー、昨年2着でこの距離ベストの割に人気が出ないブルーコンコルド、フェブラリーステークス男ペリエが乗るロングプライドまで。
馬券は◎1頭軸馬単マルチ10点と、3連単マルチ60点。
◎フィールドルージュ
○ヴァーミリアン
▲デアリングハート
△ワイルドワンダー
△ブルーコンコルド
△ロングプライド