叩き合いで炸裂した武豊の意地。
7歳馬アイポッパー、重賞連覇で天皇賞に王手!
着 | 枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | 通過順 | 上3F | 人 |
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1 | 8 | 10 | ◎ | アイポッパー | 牡7 | 武豊 | 58 | 3.08.3 | 4-4-4-3 | 34.3 | 2 | |
2 | 2 | 2 | ○ | ドリームパスポート | 牡4 | 安藤勝己 | 57 | 3.08.3 | 頭 | 2-2-2-1 | 34.5 | 1 |
3 | 6 | 7 | ▲ | トウカイトリック | 牡5 | 池添謙一 | 57 | 3.08.3 | クビ | 7-7-7-7 | 34.0 | 3 |
4 | 1 | 1 | デルタブルース | 牡6 | 岩田康誠 | 59 | 3.08.4 | クビ | 5-5-7-7 | 34.1 | 4 | |
5 | 5 | 5 | アマノブレイブリー | 牡7 | 小牧太 | 57 | 3.08.8 | 21/2 | 5-6-4-4 | 34.8 | 8 | |
6 | 4 | 4 | ファストタテヤマ | 牡8 | 武幸四郎 | 57 | 3.09.0 | 11/4 | 9-9-4-6 | 34.9 | 6 | |
7 | 7 | 9 | マイソールサウンド | 牡8 | 角田晃一 | 57 | 3.09.3 | 2 | 2-2-3-4 | 35.2 | 5 | |
8 | 3 | 3 | ハイフレンドトライ | 牡7 | 熊沢重文 | 57 | 3.09.4 | 1/2 | 7-7-10-9 | 34.9 | 10 | |
9 | 8 | 11 | エプソムアルテマ | 牡6 | 秋山真一 | 57 | 3.09.5 | 1/2 | 9-9-9-9 | 35.0 | 9 | |
10 | 7 | 8 | コスモプロデュース | 牡5 | 安部幸夫 | 57 | 3.09.7 | 11/4 | 1-1-1-2 | 35.9 | 7 | |
11 | 6 | 6 | ロングアライブ | 牡7 | 下原理 | 57 | 3.09.7 | クビ | 9-11-10-9 | 35.1 | 11 |
通過 38.3-51.7-65.1-77.5 上り 71.9-59.1-46.2-34.5平均 1F:12.55 / 3F:37.66
単勝 10 \450
複勝 10 \120 / 2 \100 / 7 \120
枠連 2-8 \290 (1)
馬連 02-10 \280 (1)
ワイド 02-10 \130 (1) / 07-10 \220 (4) / 02-07 \140 (2)
馬単 10-02 \940 (4)
3連複 02-07-10 \280 (1/165)
3連単 10-02-07 \2010 (7/990)
圧倒的1番人気を背負ったドリームパスポートは、終始かかり通しで、アンカツが宥めるのに苦労しているように見えた。道中13秒台が続くような緩すぎる流れは、本来中距離型のこの馬にとってはきつかっただろう。何と2番手でレースを進めることとなり、4角では既に先頭に。
武豊は、外から終始このドリームパスポートをマークしており、直線での叩き合いに持ち込んだ。こうなると、道中、ゆったりと走っていた分アイポッパーの方に分がある。着差はわずかアタマ差とはいえ、武豊としては会心の勝利だったのではないかと思う。7歳とはいえ、まだそれほどレース数も使っていないし、ここにきての重賞連覇は充実のひとこと。これで一気に盾の主役へ躍り出た。
ドリームパスポートも、掛かりながらよく走っていると思うし、2戦目の上積みも考えれば、盾での巻き返しは十分ありえるだろう。ただ、今度は斤量も1kg重くなり、アイポッパーとは同斤になるから、それほど楽ではない。天皇賞を勝つためには、アンカツの腕や展開の味方が必要になると思う。
トウカイトリックは、まさに「池添乗り」の3着。予想通りとはいえ、スタミナを活かせるこの舞台で、あんな乗り方をしていては、勝てるものも勝てなくなってしまうような気がする。
※今回は馬単、3連単あわせ、4点のみでゲットすることができた。高配当とは言えないけれど、点数を絞っているので、かなり得した気分だ。普段は何十点買っても当たらないだけに、我ながらちょっと驚いている。