《回顧》アルゼンチン共和国杯

人馬一体でもぎとった初重賞。
トウショウナイト、激戦を制す！

着	枠	馬	印	馬名	性齢	騎手	斤量	タイム	着差	通過順	上3F	人
１	6	9	△	トウショウナイト	牡5	武士沢友治	57.5	2.31.0		6-5-5-3	35.2	1
２	3	4	▲	アイポッパー	牡6	横山典弘	58	2.31.0	クビ	9-9-9-10	34.8	2
３	4	6	○	ドラゴンキャプテン	牡5	石神深一	51	2.31.1	クビ	10-9-9-9	35.0	6
４	4	5	◎	チェストウイング	牡5	田中勝春	54	2.31.4	１3/4	11-11-11-12	35.0	3
５	5	7	△	トウカイトリック	牡4	ルメール	56	2.31.5	1/2	11-11-11-12	35.2	5
６	6	10		メジロトンキニーズ	牝4	郷原洋司	51	2.31.5	頭	14-14-11-10	35.3	12
７	2	2		トレオウオブキング	牡5	津村明秀	51	2.31.5	ハナ	5-5-5-6	35.6	11
８	7	11	△	ウインジェネラーレ	牡6	勝浦正樹	57	2.31.6	3/4	8-7-7-6	35.6	4
９	3	3		グラスポジション	牡7	蛯名正義	54	2.31.7	3/4	11-11-14-12	35.4	8
10	5	8		ルーベンスメモリー	牡6	柴田善臣	55	2.31.9	１1/4	6-7-7-6	36.0	7
11	1	1		アドバンテージ	牡3	川島信二	50	2.32.4	３	1-1-1-1	37.1	10
12	8	14		ブリットレーン	牡7	松岡正海	53	2.34.7	大差	3-3-3-3	38.9	13
13	7	12		スズジャパン	牡6	後藤浩輝	53	2.35.1	２1/2	3-3-3-3	39.3	14
14	8	13		メジロコルセア	牡4	北村宏司	53	2.35.9	５	2-2-2-2	40.3	9

LAP　 7.1-10.7-10.7-12.1-12.0-12.3-12.5-12.9-12.4-12.6-11.8-11.8-12.1
通過 28.5-40.6-52.6-64.9上り 73.6-60.7- 48.3-35.7平均　1F:12.08 / 3F:36.24
単勝　 ９ \410
複勝　 ９ \160 / ４ \170 / ６ \340
枠連　 3-6 \820 (2)
馬連　 04-09 \940 (1)
ワイド 04-09 \390 (1) / 06-09 \1050 (11) / 04-06 \1380 (16)
馬単　 09-04 \1820 (1)
３連複 04-06-09 \5090 (16/364)
３連単 09-04-06 \19690 (46/2184)


レースを引っ張ったのは、3歳馬アドバンテージだった。大方の予想ではメジロコルセアかトウカイトリックが行くと思われたのだが、川島が果敢に先頭を奪った。そのせいもあってか、スタート直後から、10.7のラップが2回続く。そのあとは、やや緩やかな流れになったものの、全般的に淀みない縦長の展開となったことが、実力馬に有利な流れとなったことは間違いないだろう。
直線を向いてごちゃつく中、トウショウナイトが一足先に抜け出しを図った。宿敵アイポッパーが馬群に包まれていただけに、この判断は絶妙で、まさにここしかないというタイミングだったと思う。
結果、この貯金がものをいって、追いすがるアイポッパーを振り切った。大外からドラゴンキャプテンも伸びてきていたが、勝負は既に決していた。
武士沢友治にとっては、念願の重賞初制覇だ。トウショウナイトとのコンビではこれまで惜しいレースが何度もあっただけに、本当に嬉しいだろう。今回はノリの「２着力」が物を言ったという話もある*1が、これをきっかけに他の馬でも頑張って欲しい。

*1:僕が言っているだけだけれど。