餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

《回顧》ジャパンカップ

スポンサーリンク

いつものディープが還ってきた!
雑音を豪脚で封じ込めて、6冠目のタイトル奪取。

馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 通過順 上3F 単勝
6 6 ディープインパクト 牡4 武豊   57 2.25.1 11-11-11-7 33.5 1 1.3
6 7   ドリームパスポート 牡3 岩田康誠 55 2.25.4 5-4-5-4 34.1 5 16.2
3 3 ウィジャボード   牝5 デットー 55 2.25.5 1/2 10-10-9-7 33.9 3 9.5
8 10   コスモバルク    牡5 五十嵐冬 57 2.25.7 1-1-1-1 34.9 6 40.9
7 8   フサイチパンドラ  牝3 福永祐一 53 2.25.9 11/2 4-4-3-3 34.8 8 52.6
8 11   メイショウサムソン 牡3 石橋守  55 2.25.9 ハナ 6-6-6-4 34.5 4 16.0
7 9   フリードニア    牝4 ジレ   55 2.26.0 1/2 9-9-9-11 34.3 9 90.2
2 2   スウィフトカレント 牡5 横山典弘 57 2.26.1 3/4 7-6-6-7 34.6 7 43.3
5 5   トーセンシャナオー 牡3 後藤浩輝 55 2.26.7 31/2 2-2-2-2 35.8 10 151.1
10 1 1   ハーツクライ    牡5 ルメール 57 2.27.7 2-3-3-4 36.4 2 5.8
11 4 4   ユキノサンロイヤル 牡9 田中勝春 57 2.28.3 31/2 8-8-6-7 36.8 11 217.8
LAP 13.1-11.5-12.4-12.1-12.0-12.7-12.7-12.4-11.9-11.5-11.3-11.5
通過 37.0-49.1-61.1-73.8  上り 71.3-58.6-46.2-34.3  平均 1F:12.09 / 3F:36.28
単勝  6 \130
複勝  6 \110 / 7 \210 / 3 \190
枠連  6-6 \750 (4)
馬連  06-07 \750 (3)
ワイド 06-07 \270 (2) / 03-06 \280 (3) / 03-07 \840 (12)
馬単  06-07 \860 (3)
3連複 03-06-07 \1400 (4/165)
3連単 06-07-03 \3830 (12/990)

スタートから、コスモバルクが積極的にハナを奪った。最近は控える競馬を教え込んでいると思っていただけに、僕には少し意外だった。東京競馬場でもどよめきが上がっていたから、同じ事を感じる人も多かったようだ。しかし、このメンバー構成で普通に戦っていてはまるで勝負にならない。これは五十嵐冬樹なりの作戦だったのだろう。続いてトーセンシャナオー、そしてその後ろにハーツクライ。前方内々の絶好位だ。この時点では、「流石はルメール、いい位置を押さえたなぁ」と、僕は思っていた。
注目のディープインパクトはいつもの最後方、その少し前にウィジャボード。このあたりは、武豊とデットーリの駆け引きもあったのではなかろうかと思う。
向正面は、12秒台が続くスローな流れであったが、3〜4コーナーあたりから徐々にペースが速くなっていった。そしてここでディープが外から動き出す。四角では馬群の一番外へ。ダービーと同じような展開だ。ざわめく観衆。
直線では、内から、絶好の手応えでドリームパスポートが抜け出しを図った。しかしそれも一瞬のことだった。大外からディープインパクトが矢のように伸びて、それを一瞬で交わし去る。これまで何度も見せつけられてきた「空飛ぶ走り」だ。
終わってみれば、ドリームパスポートに2馬身差をつける完勝。大外を回っているから、距離ロスも相当なものだった筈で、それでいてこれだけ突き放すのだから、実力が違うとしかいいようがない。
欧州年度代表馬、ウィジャボードは、道中、ディープと同じような位置から上がっていき、直線は、馬群の中から差し込んできた。途中、若干窮屈な部分があったため、ドリームパスポートさえも交わせなくなってしまった。内を狙ったのは、「外を回したディープとの差し脚比べ」では厳しいとみたデットーリの判断によるものであり、展開のアヤがあり得るというのは、納得済みの結果だったろう。
ドリームパスポートは、距離、コース、鞍上に関わらず、今回も安定した差し脚を繰り出して、2着に食い込んだ。これもたいした馬である。
人気馬の一角、ハーツクライは、全くいいところなく、11着に大惨敗。後ろには「論外馬」のユキノサンロイヤルしかおらず、トーセンシャナオーにまで大きく離される大敗だ。ルメールのコメントでも「何でだろう、何が原因だろう?」と繰り返されているように、予想外の大敗だと思う。休み明けとノドなりの影響がそこまで酷かったということだろうか。


マラソン・ジョギングランキングへ