餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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ジャパンカップ

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爽やかに、風のように輝いていた英雄ディープインパクトのイメージは、あの凱旋門賞を境に暗転してしまった。僅差とはいえ、完敗の3着。世界へのリベンジが検討されることもなく、突然の引退宣言。そして、衝撃の薬物騒動。
薬物についての責任は、最終的に池江調教師が全て負うことになった。あくまで陣営の無知による過失であり、競走能力について影響を及ぼすものでもないということが明らかになったのだ。
しかし、その調査結果が発表されるまでの対応があまりにも悪すぎた。何の調査も出ないうちから、「凱旋門賞に汚点」などという下劣なコメントを発するJRA理事長や、三文マスコミの書き散らし記事などで、ディープインパクトの栄光は、大きく傷つけられてしまった。
世界に夢を馳せることなく、無難に国内レースに専念していれば、あんな悪夢はなかっただろう。春の充実ぶりをもってさえすれば、秋天-JC-有馬の3連勝だって、軽く達成していたかもしれない。
しかし、陣営はその道を選ばなかった。秋3戦のグランドスラムも、既に2頭が通ってきた道*1だ。だから、ディープにはそれを超える夢を見た。その選択は間違っていなかったと思うし、誰もがその夢を支持した筈だ。
しかし、夢は単に夢で終わるばかりでなく、悪夢となってディープにのしかかってきた。その悪夢を振り払う為に、ここは圧勝するしかない。その強さを改めて示すことだけが、突然のアクシデントで傷ついた英雄の名誉を回復する唯一の道だ。
武豊よ、4角大外から堂々と突き抜けて来い。ディープインパクトの単。
相手筆頭は、普通に考えれば、日本馬で唯一ディープに土をつけ、ドバイ圧勝実績もあるハーツクライが妥当の筈だ。しかし僕は、レース前から「休み明け」「ノド鳴り」などの敗因が用意されているのが、どうにも気に入らない。
ディープ陣営は、天皇賞のブラフ登録をしてまで、東京競馬場での検疫を行うなど、初めからこのJCを意識して調整を進めていた。2週続けて武豊を乗せてのハード調教など、いわば背水の陣で臨んでいる。それに対して、ハーツ陣営は、どうにも勝負に賭ける気概が欠けている気がするのだ。だから、ハーツクライの強さは認めつつも、ここはあえて評価を落とす。
対抗はウィジャボード。連戦続きの疲労は気になるけれど、タフな外国馬ならば驚くことはない。昨年のこのレースでも僅差で追い込んできているし、JCハンターのデットーリと、相性のいい内枠を味方に、昨年以上の着順は決して夢ではない。前に書いたように、5番枠以内では2着を外していないし、ここは対抗格。
1着、2着が堅いなら、3着は少し紛れても不思議はない。出走していること自体が場違いに思えるユキノサンロイヤル、トーセンシャナオーを除く全馬が候補だ。3連単は、◎1着、○2着固定のフォーメーション8点買い。
◎ディープインパクト
○ウィジャボード
(裏予想)
こういった時に炸裂するのが「ノリの2着力」であり、特にディープ出走の時には燃える騎手でもあるので、やっぱりそれも買わずにはいられない。ということで、1着ディープインパクト、2着スウィフトカレントの馬単、3連単馬券も少々。

*1:2000年テイエムオペラオー、2004年ゼンノロブロイ


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