これがカネヒキリを破った底力。
サンライズバッカス、泥馬場を突き抜け悲願のG1制覇!
着 | 枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | 通過順 | 上3F | 人 |
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1 | 6 | 12 | ▲ | サンライズバッカス | 牡5 | 安藤勝己 | 57 | 1.34.8 | 10-10 | 35.0 | 3 | |
2 | 4 | 7 | △ | ブルーコンコルド | 牡7 | 幸英明 | 57 | 1.35.0 | 11/2 | 12-12 | 35.0 | 2 |
3 | 8 | 15 | ビッググラス | 牡6 | 村田一誠 | 57 | 1.35.4 | 21/2 | 8-8 | 35.9 | 9 | |
4 | 3 | 5 | カフェオリンポス | 牡6 | 岩田康誠 | 57 | 1.35.5 | 1/2 | 9-8 | 36.0 | 15 | |
5 | 4 | 8 | ◎ | フィールドルージュ | 牡5 | ルメール | 57 | 1.35.6 | 3/4 | 14-14 | 35.4 | 6 |
6 | 5 | 10 | △ | シーキングザベスト | 牡6 | 福永祐一 | 57 | 1.35.6 | ハナ | 6-5 | 36.4 | 5 |
7 | 1 | 1 | サカラート | 牡7 | 吉田豊 | 57 | 1.35.6 | ハナ | 12-13 | 35.5 | 14 | |
8 | 5 | 9 | リミットレスビッド | 牡8 | 蛯名正義 | 57 | 1.35.6 | ハナ | 6-7 | 36.2 | 11 | |
9 | 2 | 4 | ○ | シーキングザダイヤ | 牡6 | 武豊 | 57 | 1.35.6 | クビ | 10-11 | 35.7 | 1 |
10 | 7 | 14 | △ | メイショウバトラー | 牝7 | ペリエ | 55 | 1.35.8 | 1 | 3-3 | 36.8 | 8 |
11 | 3 | 6 | △ | メイショウトウコン | 牡5 | 武幸四郎 | 57 | 1.36.0 | 11/4 | 14-14 | 35.8 | 4 |
12 | 2 | 3 | タガノサイクロン | 牡4 | 池添謙一 | 57 | 1.36.2 | 11/4 | 16-16 | 35.6 | 12 | |
13 | 7 | 13 | ダイワバンディット | 牡6 | 北村宏司 | 57 | 1.36.3 | クビ | 1-1 | 37.4 | 16 | |
14 | 1 | 2 | アジュディミツオー | 牡6 | 内田博幸 | 57 | 1.36.4 | 3/4 | 4-3 | 37.3 | 7 | |
15 | 8 | 16 | トーセンシャナオー | 牡4 | 横山典弘 | 57 | 1.36.7 | 2 | 2-2 | 37.8 | 13 | |
16 | 6 | 11 | オレハマッテルゼ | 牡7 | 後藤浩輝 | 57 | 1.36.8 | 1/2 | 4-5 | 37.6 | 10 |
通過 34.6-46.6-58.9-70.9 上り 71.8-60.2-48.2-35.9 平均 1F:11.85 / 3F:35.55
単勝 12 \590
複勝 12 \220 / 7 \200 / 15 \590
枠連 4-6 \900 (2)
馬連 07-12 \1490 (4)
ワイド 07-12 \740 (6) / 12-15 \2000 (26) / 07-15 \2260 (29)
馬単 12-07 \3210 (9)
3連複 07-12-15 \11710 (41/560)
3連単 12-07-15 \54210 (193/3360)
アジュディミツオーのスタートはそれほど悪くなかった。しかしやはり芝の部分で行き脚がつかず、ダートでは圧倒的に格下のダイワバンディット、トーセンシャナオーあたりに先を越されてしまう。地方ダートの最強馬は、この時点でジエンド。このような欠陥馬場で施行される以上、地方馬には今後も辛いG1となる気がする。
逃げた2頭は本来が芝馬であるから、芝の部分で早いのは当然だけれど、脚抜きのいい不良馬場になったことも手伝って、ダートに入ってもそのペースは落ちず、道中はかなり速い流れになった。
折り合いが難しいサンライズバッカスにとっては、このペースがまさにうってつけとなり、中団で息を潜めながら、直線は、絶妙のタイミングで、馬群の外から抜け出した。こういった抜け出しの判断が、アンカツは実に巧い。「兄貴よ、G1はこうやって勝つんだぞ」と言わんばかりの快勝。今年のアンカツは本当に冴えている。
最後にブルーコンコルドが猛然と追い込んできたものの、時既に遅し。レース後のコメントによると、道中で少し不利があったようだけれど、このあたりが、今年絶好調のアンカツと、絶不調の幸の差なのだろう。
僕の本命フィールドルージュも追い込んではきているのだが、道中あんな後ろにいては届かない。今回はもう少し前、サンライズバッカスぐらいの位置で競馬をすると思っていたので、これは残念だった。
シーキングザダイヤは、いつもよりかなり後ろの位置取りで、道中も全く伸びずいいところなく惨敗。いったいどうしてしまったのだろう。