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東京湾での連続地震

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いよいよこれが、首都圏直下型地震の予兆なのか。

1日午後8時44分ごろ、東京湾を震源とする地震があり、東京都大田区、横浜市緑区、川崎市川崎区で震度3、東京都千代田区、千葉県浦安市などで震度2を観測した。東京湾周辺では同7時6分、同7時40分、同10時2分、2日午前1時10分ごろにも地震があり、東京都千代田区や川崎市中原区などで最大震度2の揺れが続いた。体に感じない地震もこれ以外に10回あった。


 気象庁によると、震源はいずれも多摩川河口沖の東京湾で、深さは約30キロとみられる。体に感じる地震は2日午前1時10分までに5回で、地震の規模は、午後8時44分がマグニチュード(M)4.2(最大震度3)、7時40分がM3.7(同2)、7時6分がM3.9(同2)、10時2分がM3.3(同1)、2日1時10分がM3.1(同1)と推定される。


  1923年以降の周辺の地震活動を見ると、M3〜4クラスの地震は数年に1回は発生し、2001年9月18日の地震(M4.4)では最大震度4を観測している。

 同庁は「地震の場所や発生の仕組みを見ても、とりたてて変わった地震活動ではない。ただ、これだけ短時間に続くのは珍しく、どのように推移していくか見守りたい」としている
【asahi.com】

昨日の地震は、本当に恐かった。
最大の規模であった午後8時44分頃は会社にいたのだが、不気味な地鳴りと
ともに、縦揺れがやって来たときには、正直、大地震かと覚悟した。


僕の会社の位置からすると、震度にすれば1か2ぐらいだと思うのだが、それでも、
これまで経験したことのないような地鳴りは、僕にとって本当に恐怖だった。


それ以前に起きた、やや小さな地震(これも気がついていた)も含め、東京で、
ここまで続いて地震の起きた記憶が、僕にはない。
しかも、震源は東京湾というではないか。
これが、大地震の予兆でなければ、いったいどういう現象だというのだ。


僕は、こういった連続地震の際に発表される気象庁からの発表を、固唾を
呑んで見守った。
たとえ、あてにならない気休めでも、「大地震と直接関連するものではない」と
いう発表が聞きたかったからだ。


ところが、この地震に関しての気象庁からの発表は、いつもと違っていた。


「地震の場所や発生の仕組みを見ても、とりたてて変わった地震活動ではない。
ただ、これだけ短時間に続くのは珍しく、どのように推移していくか見守りたい」


「とりたてて変わった地震活動ではない」というところまでは良いが、「どのように
推移していくか見守りたい」というのは、いったいどういうことだ。
安穏と見守っている場合ではないだろう。
これが、大きな地震へ推移していく予兆だとしたら、その対策を考えるのが、
気象庁の役目ではないか。見守る前に、現状をもっとしっかり分析、研究
してくれ。


記者も記者だ。
関東大震災から80年以上が経過し、東京で、いつ大地震が起きても不思議はない
状況なのだから、その件に絡んで、突っ込んだ取材をするべきではないのか。


と、ここまで書いて僕は思った。


もしかすると、一種の報道規制が行われているのではなかろうかと。
東京大震災の可能性が非常に高まっているために、国民をパニックに陥らせる
ようなことのないよう、あえて、関東大震災や来るべき巨大地震の件には
触れずに済ましているのではないかと。


そう考えて、記事を読み直すと、単なる連続地震の事実のみが淡々と記されて
いて、あえて「本題」を避けているようにも読める。
恐い、本当に恐い。


今日は、防災道具を買って対策を考えようかとも思ったのだが、夜は部署での
呑み会なのである。社会人はつらい。
まさか「地震が怖いから帰ります」というわけには、行かないだろうなぁ…


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