- 電波の日
- 気象記念日
- バッジの日
- 写真の日
- チーズの日
- 麦茶の日
- 氷の日
- チューインガムの日
- 梅の日
- ねじの日
- 真珠の日
- NHK国際放送記念日
- 人権擁護委員の日
- 万国郵便連合再加盟記念日
- 国税庁創立記念日
- マリリン・モンローの日
- スーパーマンの日
- TUBEの日
- 防災用品点検の日
- 独立記念日 (サモア)
- 衣替え,衣更え,更衣
- 鮎漁解禁
- 新生糸始期
いやはや、いったい今日はどうしたことだ。
何と、記念日が23個もあるのだから驚きだ。
もともと月初は記念日が多い傾向にあるのだけれど、それにしても多すぎる。
その内容も実に多彩だ。
人権擁護委員の日や万国郵便連合再加盟記念日といったお堅い記念日から、
麦茶の日、梅の日などの庶民的な記念日に加え、マリリン・モンローの日や
スーパーマンの日といった有名人の記念日まで揃っているのだから、見事と
いうしかない。
記念日が1つしかないような日だとネタの選択肢がなく、非常に苦心するが、
これだけ多いと、何を取り上げればいいか迷うので、それはそれで難しい。
記念日研究家*1として言わせてもらえば、もう少し、バランス
良く、記念日を配分してもらいたいと思う。
ただ、23個あると言っても、分類すると結構ふざけたものが多い。
「バッジの日」は、6月1日が「気象記念日」であることから、設定
されたということだが、「気象」→「徽章」→「バッチ」というのは、
あまりにも強引ではないだろうか。
もっとひどいものがある。
「チーズ」の日だ。
「写真の日」であることから、写真を撮る時の掛け声「はいチーズ」に引掛けて。
って、ゴルァ、なめてんのか、おい。
本当にこういった記念日をチーズ業界(ってあるのか)は認めているのか、
大いに疑問だ。
もしもそうだとしたら、今日は全国で大混乱が生じてしまう筈だ。
例えば、今日デパートの試食販売とかで、チーズを特別販売していたとしよう。
以下は、客と店員との想定問答である。
客:「チーズが今日は安いんですね」
店:「(笑顔で)はい。今日はチーズの日ですから」
客:「(悩みながら)何で今日がチーズの日なんですか?」
店:「今日は天保12年に、日本初の写真が撮影された日なんです。」
客:「(それがどうしたという表情で)だから?」
店:「写真の日なんです。今日は」
客:「(疑問の表情で)チーズの日じゃないんですか?」
店:「写真を撮るとき、『はい、チーズ』って言うでしょ。
だから、チーズの日でもあるんですよ(笑顔)」
客:「…」(呆れて去っていく)
店:「お客様、お客様〜」
上記の《客:「…」(呆れて去っていく)》の部分は、
《客:「ふざけんな、われ」(店員に掴みかかる)》
《客:「おかしくないですか、それ?」(店員に説教を始める)》
などに置き換えるのも可である。
いずれにしても、こんな光景が、今日は全国各地のデパートで繰り
広げられると想定する。(←そんなわけはないっ)
と、長くなってしまったが、こんな愚にもつかない記念日が
混じっているから、23個と言ってもそれほど驚くことはないの
かもしれない。
今日は、他にも、TUBEの日など突っ込みどころ満載の記念日もあるの
だが、それは来年のお楽しみ(って、来年もあるのかこの企画?)に
とっておこう。
*1:自称(笑)