このメンバーでは格が違う、と言わんばかりの圧勝。
6歳から8歳にかけ、3年連続で、タップダンスシチー3連覇。
|
着 |
枠 |
馬 |
|
馬名 |
性齢 |
騎手 |
斤量 |
タイム |
着差 |
コーナー順 |
3F |
人 |
○ |
1 |
8 |
10 |
$ |
タップダンスシチー |
牡8 |
佐藤哲三 |
59 |
1.58.9 |
|
1-1-1-1 |
33.8 |
1 |
△ |
2 |
3 |
3 |
|
ヴィータローザ |
牡5 |
安藤勝己 |
57 |
1.59.3 |
21/2 |
7-6-5-7 |
33.6 |
6 |
◎ |
3 |
5 |
5 |
|
シルクフェイマス |
牡6 |
四位洋文 |
57 |
1.59.3 |
クビ |
2-2-3-3 |
33.9 |
2 |
▲ |
4 |
1 |
1 |
|
アドマイヤグルーヴ |
牝5 |
武豊 |
57 |
1.59.5 |
1 |
5-4-5-3 |
33.8 |
3 |
|
5 |
8 |
9 |
|
セフティーエンペラ |
セ6 |
本田優 |
57 |
1.59.5 |
ハナ |
2-2-2-2 |
34.2 |
7 |
|
6 |
6 |
6 |
|
スティルインラブ |
牝5 |
幸英明 |
56 |
1.59.5 |
クビ |
9-8-5-5 |
33.8 |
4 |
|
7 |
4 |
4 |
* |
アラタマインディ |
牡8 |
小牧太 |
57 |
2.00.2 |
4 |
4-4-3-5 |
34.7 |
9 |
|
8 |
2 |
2 |
|
ゴールドメーカー |
牡8 |
小林徹弥 |
57 |
2.00.5 |
2 |
7-8-8-8 |
34.5 |
10 |
|
止 |
7 |
8 |
|
ハスラー |
牡6 |
福永祐一 |
57 |
------ |
|
5-6 |
---- |
5 |
|
止 |
7 |
7 |
|
マーベラスダンス |
牡6 |
柴山雄一 |
57 |
------ |
|
10-10 |
---- |
8 |
LAP | 12.5-11.4-12.0-13.1-12.5-12.0-11.6-11.4-11.1-11.3 |
---|
通過 | 35.9-49.0-61.5-73.5 | 上り | 69.9-57.4-45.4-33.8 | 平均 | 1F:11.89 / 3F:35.67 |
---|
単勝 | 10 \140 |
複勝 |
10 \100 / 3 \360 / 5 \130 |
枠連 | 3-8 \1610 (5) |
---|
馬連 | 03-10 \1680 (5) |
---|
ワイド | 03-10 \510 (5) / 05-10 \150 (1) / 03-05 \870 (11) |
---|
馬単 | 10-03 \2050 (6) |
---|
3連複 | 03-05-10 \1690 (6/120) |
---|
3連単 | 10-03-05 \6520 (19/720) |
---|
いやはや何ともタップダンスシチーの強さには恐れ入った。
衰えがあり得るなどと書いた自分が恥ずかしい。
中京の高速馬場を味方につけて、まさに華麗としかいえない逃げ切り。
途中、13.0を含む絶妙なスローに持ち込み、勝負どころからペースを
上げ、ラスト3ハロンを33.8でまとめられては、後続は手も足も出ない。
スローに落とされた時、スムーズに逃がしてしまった時点で、勝負あった、
ということだろう。
後続陣は、簡単にタップダンスシチーを逃がしてしまうのではなく、捲って
いくぐらいの作戦をとらなければ、かなう筈がなかった。
シルクフェイマスは、道中ずっとタップダンスシチーの後ろにつけて
いたが、なし崩し的に脚を使わされ、最後はヴィータローザにも差されて
しまう始末。いやはや情けない。
今年もまたタップダンスシチーの活躍は続くのだろうか。
宝塚記念では、現役最強馬ゼンノロブロイが復帰する予定だが、
休み明けのゼンノロブロイに対して、前哨戦を見事に制した
タップダンスシチーのアドバンテージは大きい。
これで宝塚記念も勝ってしまうようだと、8歳馬でのG1制覇になり、
驚異的な快挙であると思う。
今から、宝塚記念のレースが楽しみだ。
*タップダンスシチーの圧勝は素晴らしかったが、反面、10頭立ての
競馬で2頭もの馬が競走を中止してしまったことは見過ごせない。
今の中京高速馬場が原因とは言えないのだろうか。
JRAには、この事実を重く受け止め、原因の追及と対策の検討を願いたい。