決して諦めてはいない「あの馬」との勝負。
リンカーン「八分の出来」で日経賞を快勝。
着 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | コーナー順 | 3F | 人 | |
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◎ | 1 | 3 | 3 | リンカーン | 牡6 | 横山典弘 | 58 | 2.33.0 | 6-6-5-5 | 34.7 | 1 | |
2 | 8 | 13 | ストラタジェム | 牡5 | デムーロ | 57 | 2.33.2 | 11/4 | 13-13-9-11 | 34.5 | 6 | |
3 | 4 | 5 | ブルートルネード | 牡5 | 蛯名正義 | 57 | 2.33.2 | クビ | 3-3-3-2 | 35.1 | 8 | |
△ | 4 | 4 | 4 | トウショウナイト | 牡5 | 武士沢友 | 57 | 2.33.3 | 3/4 | 7-8-7-8 | 34.8 | 4 |
5 | 1 | 1 | ユキノサンロイヤル | 牡9 | 小野次郎 | 58 | 2.33.4 | クビ | 7-7-7-6 | 35.0 | 9 | |
△ | 6 | 7 | 11 | ヴィータローザ | 牡6 | 松岡正海 | 57 | 2.33.5 | 1/2 | 10-10-9-8 | 34.9 | 7 |
7 | 6 | 9 | コスモオースティン | 牡4 | 勝浦正樹 | 56 | 2.33.5 | 頭 | 1-1-1-1 | 35.6 | 10 | |
○ | 8 | 5 | 6 | コスモバルク | 牡5 | 五十嵐冬 | 57 | 2.33.6 | 1/2 | 2-2-2-2 | 35.6 | 2 |
9 | 2 | 2 | ゴーウィズウィンド | 牡7 | 北村宏司 | 57 | 2.33.7 | 3/4 | 5-5-3-4 | 35.6 | 11 | |
▲ | 10 | 5 | 7 | フサイチアウステル | 牡4 | 藤田伸二 | 56 | 2.34.3 | 31/2 | 4-4-5-6 | 36.0 | 3 |
11 | 8 | 12 | ウエノマルクン | 牡7 | 鈴木啓之 | 57 | 2.34.5 | 11/4 | 10-11-13-12 | 35.7 | 12 | |
12 | 6 | 8 | ホオキパウェーブ | 牡5 | 後藤浩輝 | 58 | 2.34.8 | 2 | 12-12-9-8 | 36.1 | 5 | |
13 | 7 | 10 | エリモシャルマン | 牡7 | 柴田善臣 | 57 | 2.35.6 | 5 | 7-8-9-13 | 36.9 | 13 |
LAP | 7.2-11.8-11.9-12.5-12.4-12.4-12.8-12.8-11.9-12.2-11.8-11.3-12.0 |
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単勝 | 3 \180 |
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複勝 | 3 \120 / 13 \410 / 5 \860 |
枠連 | 3-8 \1050 (5) |
馬連 | 03-13 \1220 (5) |
ワイド | 03-13 \490 (5) / 03-05 \1240 (14) / 05-13 \4250 (29) |
馬単 | 03-13 \1700 (7) |
3連複 | 03-05-13 \8980 (27/286) |
3連単 | 03-13-05 \37650 (114/1716) |
先週向こうでディープが勝ってきましたから、まぁあれとね戦う為にも、ここでは落とせないとこだったんで仕上がり的に言って、八分ぐらいだったので、それで勝ったんで良かったと思いますよ。
昨年、ディープインパクト一色だった3歳クラシック戦線で、横山典弘が果たした功績はあまりにも大きい。結果的には完敗だったとはいえ、弥生賞、菊花賞と2度までもディープインパクトファンをヒヤッとさせたのだから。他のジョッキーたちが早々と白旗を上げる中で、その敢然とした騎乗は、実に清々しいものだった。
そんな勝負師ノリのことだから、春の盾取りも決して諦めてはいない筈だ。「八分の出来」で完勝した以上、100%の出来なら、ディープインパクトの体調次第では、逆転があり得ると思っているに違いない。長距離の名手、職人横山典弘は、きっと天皇賞でも果敢な騎乗を見せて、好勝負をしてくれそうな気がする。リンカーン自身、春天では2年連続1番人気になっているほどの馬なのだ。これで天皇賞が大いに楽しみになった。
コスモバルクは、それほど気負っているようにも見えなかったのだが、直線でずるずると下がって8着惨敗。他の人気馬たちもいいところなく、ただただ、リンカーンの手堅い強さだけが光ったレースであった。