昨日は、横浜駅伝が開催された。
鶴見川沿いのコースで、7人が襷を繋ぎ、フル距離(42.195km)を走る大会だ。
僕は、3年連続5回目の参加となる。
駅伝当日は、毎年やたらと暑くなるのが常だったのだけれど、昨日はそれほどでもなかった。
いや、むしろ、風が吹くと寒いぐらいの陽気。
だから僕は、駅伝が始まるまでの時間を長く感じ、「早く始まらないかなぁ」と思った。
午前10時。駅伝スタート。
最長区間の1区(10km)を走るランナーたちが、颯爽と僕らの前を駆け抜けていった。
1区は、各チーム屈指のエリートランナーたちが走っているため、皆、速い、速い。
コースは、鶴見川沿いを走り、折り返し点で戻ってくるのだけれど、30分もすると、もう、僕らの目の前に現れた。
僕は、その姿を感服しながら見送っていると、日本人ばなれした顔だちの選手が、颯爽と走ってきた。
エリック・ワイナイナだ!
そもそも日本人じゃないってのw
ワイナイナ選手は、ゲスト選手というような扱いではなく*1、単に駅伝の1選手として、さりげなく出走していたようだ。
その姿は、やっぱりとっても格好よかった。
僕らのチームの1区エリート選手も、軽く40分を切ってフィニッシュ。
キロあたりのペースは、僕の1kmインターバルよりも速い(汗)
その後も、皆快調なペースで飛ばしていて、チーム目標としていた、《7人でサブ3》を達成できそうな勢いだった。
フルマラソンで《サブ3》を達成するためには、キロあたり4分15秒で走る必要がある。
だから僕は、自分の担当である5区3kmで、チームノルマを達成すべく、自分なりに、息を切らして、精一杯頑張った…つもりだった。
が…。
遅すぎorz
僕は、たった3kmしか走っていないのに、それでもサブ3ペースで走れないとは…。
実に情けない。
現状の実力を考えると、当然の結果とも言えるのだけれど、チームに迷惑をかけてしまったという思いが募る。
結果、僕らのチームは、目標としていた《7人でサブ3》に、僅かに及ばなかったからだ。
僕は、悔恨の思いに満たされたのだけれど、しかし、意外や意外…レース後に、予期せぬ朗報が待っていた。
飛び賞メダル、ゲット!
しかも…一緒に出走した別チーム組もゲット!
2組出走して、2組とも「飛び賞メダル」獲得というのは、奇跡的ではなかろうか。
これは、狙ってできるものではないだけに、本当に嬉しかった。
メダルは、がっちりしたガラスの盾に収められており、順位も日付も記載されている。
平成最後の昭和の日に、こんな記念メダルを(しかもダブルで!)ゲットすることができるなんて。僕らは非常についている。
僕は、ここでハタと考えた。
このメダルは、もしも僕がサブ3ペースで走れていたら、ゲットできなかった、筈。
だから、結果的には僕の走りも無駄じゃなかったのだ。きっと。
レース後は、皆で集まって、恒例の青空宴会。
まっ昼間から、外で飲むビールというのは、どうしてこんなに美味しいのだろう。
しかも昨日は、駅伝でチームを組んだ仲間たちと一緒の宴会だ。最高に決まっている。
記念のメダルを傍らにして、僕らは、各種惣菜、やきそば、おにぎりなどを食べた。
お酒も、ビール以降、シャンパン・日本酒などが次々登場。
駅伝の余韻を味わいつつ、皆でたっぷり2時間盛り上がった。
青空宴会終了。
僕は結構いい気分で酔い、お腹もかなり膨れていたのだけれど、もちろん、これで終わり、ではなかった。
(以下、続くw)
*1:そもそも、この大会にそんな枠はない。