毎日毎日、雨ばかり降る。
なんだか、今こそが「梅雨」なんじゃないかと錯覚するぐらいだ。
昨日のニュースによれば、東京では、8月になってから毎日雨が降っていて、それが14日も続いたのは、なんと40年ぶり!とのことだった。
そして、今日も、目覚めてみたら、また、雨。
今週はずっと雨マークのある天気予報だし、40年前の記録(22日連続降雨)を抜いてしまう可能性さえありそうだ。
僕は、基本的に、雨の日でも構わず外で走ってきた。
レースならば雨でも走るのだから、雨を避けるべきではないと思っているし、夏場などは、シャワーランになるため、晴れて蒸し暑い天気よりも、むしろ心地よいからだ。
しかし、ここまで雨が続くと、ちょっと気分転換もしたくなる。
ということで、最近は、割り切って、近所のジムも併用することにしている。
敬服する岩本能史先生が、その著書で、「雨の日は、トレッドミルを積極的に活用するべき」と書いていたのも、大きな理由だった。
ジムのトレッドミルは、マシンに接続されたテレビを見ながら走ることができるのが、メリットのひとつ。
僕は飽きっぽいたちなので、景色を楽しめないトレッドミルにおいて、テレビ利用は不可欠だった。
ということで、いつも、テレビを見ながら走るようにしていたのだけれど、最近までは、ちょっと憂鬱なことがあった。
テレビに繋ぐヘッドホンのコードが、とても気になるのだ。
僕は、ロードを走るときは、もっぱらiPhoneの音楽などを聞き流しているが、その際は、Bluetoothのワイヤレスヘッドホンを使っている。
だから尚更、首回りや手元などでぶらぶらするコードが嫌だった。
ロードラン時に、僕が使っているのは、Bluetoothヘッドホンは、これ。
Bluetooth4.1 ブルートゥース ワイヤレス ステレオ ヘッドホン ヘッドセットA6
A6と呼ばれるシリーズだ。
利用中、音が外にも漏れるし、音質も素晴らしいとは言えない。だから、通勤中などには不向きだが、そのコンパクトさと使い勝手の良さは、抜群。
耳を密閉しない分、外の音をちゃんと拾うため、ランニングしながら使うには向いている。
壊れやすいのが難点*1なので、そのたびごとに憂鬱になるのだけれど、やっぱり、このシリーズを超えるBluetoothヘッドホンが見つからない。
ということで、予備を含めて、常に2個持っている。
ロードのランでは、これを使って快適に走っているから、ジムのランで、テレビにコードつきのヘッドホンを繋いで走るのが、どうにもこうにも煩わしかったのである。
が…。
ようやく僕は、気がついた。
自宅では、テレビにBluetoothのトランスミッター を繋いで、テレビの音を飛ばし、ワイヤレスヘッドホン鑑賞をすることがよくある。
トランスミッターを使えば、テレビ側にBluetoothがなくても、ヘッドホン端子に繋ぐだけで、テレビの音声を受信可能。
この方法をジムでも応用できるのではないか…?と思ったのだ。
はたしてそれは正解だった。
こんな感じで、Bluetoothトランスミッターをトレッドミルのヘッドホンジャックに繋いで、Bluetoothヘッドホンとペアリングすれば…。
何の問題もなく、テレビの音がヘッドホンから流れてくる。
いやはや快適じゃないか!
さらに素晴らしいのは、いったんペアリングさせてしまえば、ジム内の他のマシンに繋ぎ替えても、再ペアリングがいらないこと*2。
だから、岩本先生の教えに従って、トレッドミルの後、ステッピングの練習に移っても…。
そのヘッドホンジャックにトランスミッターを繋ぐだけで、また、テレビの音がヘッドホンから流れ始めるのだ。*3
これは本当にストレスフリーで、たまらない。
モバイル好き、電子機器好きの癖に、今までそんなことも気がつかなかったのかよ、と言われそうだけれど、実際、全く思いつかなかった(汗)。
しかし、いざ、気がついてしまえば、もう、煩わしいコード環境には戻れない。
ということで…。
今日も、天気予報やスポーツニュースなどを見ながら、楽しく走れた。
僕の場合、トレッドミルだと、ロードランよりもさらにペースが遅くなる*4ため、たいした練習にはならないのだけれど、「繋ぎ」のランとしては悪くない。
途中の時間を確認しながら走れるし、ランが終われば、すぐにシャワーを浴びてすっきりできるので、出勤前のランには向いている。
今日は電車も空いていて快適な筈。さぁ、元気に仕事に行こうw