餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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「iPhone SE2」のバッテリーを摩耗させ、Touch ID精度をも奪う、酷暑期の憂鬱

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iPhone SE(第2世代)を入手して2年半が経つ。

とにかくコスパのいいスマホで、基本的には購入して良かったと思っているのだけれど、入手当時からひとつだけ大きな不安点があった。

とにかく…。

スタミナがない

ことだ。

スマホのバッテリー性能は、筐体のコンパクトさとトレードオフな部分があるから、仕方がないとも言えるのだけれど、それにしても、1,821mAhというバッテリー容量は、極めて少ない。少なすぎる。

iPhone SEは、今年、第3世代が発売になっているが、一番気になっていたバッテリ容量は2,018mAhにとどまり、相変わらず、スタミナの不安点が残っている。

だから僕はその購入を見送って、SE2を使い続けているのだけれど、併用しているMi 11 Lite 5Gとの比較で、最近、とみに不満を感じるようになってきた。

Mi 11 Lite 5Gは、iPhone SEより一回り大きいサイズながら、0.5mm薄く、重量も11g軽いだけ。

それなのに、バッテリー容量は倍以上ある(4,250mAh)のだ。

これは、ほぼ1年前に書いたエントリーだが、今でもその思いは変わっておらず、Mi 11 Lite 5Gのサイズ感とスタミナには、本当に満足している。

それだけに、どうしても、iPhone SEのスタミナには不満を覚えてしまう。

しかも…。

酷暑の時期はさらにその憂鬱感が高まる。

気温が30℃を超えると、iPhoneの筐体も熱くなり、バッテリの摩耗も一層激しくなってしまうのだ。

個体差もあるのかもしれないが、僕の場合は、特にそれが顕著なので、夏場のiPhone SEは非常に憂鬱なのである。

加えて最近は、もうひとつ憂鬱なことが生じている。

ランニング中など、手に汗をかいてしまうと、Touch IDの精度が極めて悪くなってしまうことだ。

入手当初に比べて精度が落ちていることもあって、最近、屋外で一発認証することは稀になってきた。

マスク必須の時代になってしまって以来、やっぱり指紋認証が良いよなぁと思っていたのだけれど、最近はちょっと考えが変わってきている。

iPhoneのFACE IDも、マスクつきで認証できるようになったからだ。

こうなると、Touch IDの優位性も危うくなってくる。

「汗に弱い」ことを考えると、むしろマイナスではないかと思うほど。

連日の酷暑続きにより、Touch IDの認証でイライラすることが増えてきて、僕は、さらに憂鬱の種が増えている。

あぁ、早くこの酷暑が終わってくれないかなぁ…。


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