毎年恒例の、9月Appleイベントは、日本時間で、今日の丑三つ時に予定通り開催された。
しかし、毎年恒例の「新しいiPhone」は、登場することなく、幕を閉じた。
とても残念だけれど、お楽しみが先に延びたと思って、夢を繋ごう。
今年は、10月にふたたびイベントがあるようだし、そこではおそらく発表される筈なので、その時までのお楽しみだ。
iPhone12は発表されなかったけれど、それに先駆けて、「iOS 14」はリリースされた。
これまで、iOSのメジャーアップデートは、新iPhoneへの搭載に合わせてリリースされるのが常だったので、今回はかなり異例。
Appleストアでは、早速その機能が紹介されているが、画面のキャプチャは、現iPhone11になっている。
iOS 14では、さまざまな改良が加えられているけれど、何と言っても注目なのは、ホーム画面の変更だ。
ウィジェットが完全に再設計され、ホーム画面にも追加できるようになった。
Android端末においては、当たり前にできる機能だったが、これまでのiPhoneではできなかったので、実に斬新。
本来は、この新機能もiPhone12の《売り》として紹介する筈だったろうになぁ…。
そう考えるとちょっと残念だが、逆に、iPhone12に先駆けて、新機能を体験できるというのはとても嬉しい。
iOSが素晴らしいのは、かなり古い端末であっても、バージョンアップが可能なこと。
今回のiOS 14も、古くはiPhone 6s以降をカバー。初代iPhone SEまで搭載対象としている。
だから、iPhoneユーザーは、長期間、安心して同じ端末を使い続けることができるのだ。
iOS 14は、今日発表されたばかりだが、明日9月17日には、もうリリースされる。
このスピード感もiPhoneの大きな魅力。
バグなどの可能性もあるので、すぐに飛びつくのは危険かもしれないが、僕のiPhone SE(第2世代)にも、早速搭載してみたいと思う。