餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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唯一無二の超絶トークバトル!「ヤーレンズのオールナイトニッポン0(ZERO)」濃密すぎる2時間にシビれたーっ!!

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いやぁ、面白かった。ほんと、たまらなかった。

ヤーレンズのオールナイトニッポン0(ZERO) - オールナイトニッポン.com ラジオAM1242+FM93 ニッポン放送

4/27の深夜3時。

遂に始まった、待望の新番組「ヤーレンズのオールナイトニッポン0(ZERO)」だ。

僕は、期待のハードルをかなり高くして聞いたのだけれど、それさえも超える濃密ぶりに、痺れまくってしまった。

超絶番組は、その冒頭からヤーレンズらしさ全開だった。

僕は、前番組となる、「オードリーのオールナイトニッポン」の後半からずっと、生でニッポン放送を聴取。

「オードリーのオールナイトニッポン」ラストトークでは、ケイダッシュステージの大先輩である若林さんが、こんなコメントを出した。

このあとは、「ヤーレンズのオールナイトニッポン0(ZERO)」月1レギュラー放送の、記念すべき初回でございます。よかったら聞いてください。

とエールを送ったのだ。

所属事務所の大御所から新星に送る、優しいメッセージ。

素晴らしいバトンが渡された!

さぁ、ヤーレンズは、このバトンを受け取って、記念すべき第1回放送をどのように初めていくのか、と期待した人も多いだろう。

しかし、いざ深夜3時になり、「ヤーレンズのオールナイトニッポン0(ZERO)」における、楢原さんの第一声は…。

住田弁護士、お疲れさまでした。

これだもんなぁw

ただ、僕はこういう展開を予想していたし、逆に期待もしていた。

今年1月、スポット的に担当した「ヤーレンズのオールナイトニッポン0(ZERO)」での冒頭は…。

ジャスティン・ティンバーレイクさん、お疲れさまでした。

から始まり、それを「オードリーさん」と修正するまでに、9分間もトークを繰り広げていたからだ。

だから今回、誰の名前を持ってくるかと思っていたのだけれど、まさか「住田弁護士」とは…。

意外すぎるにもほどがある。

しかも、凄いのはそれだけじゃない。

「住田弁護士、お疲れさまでした。」から始まったトークは、脱線に次ぐ脱線を繰り広げて、「オードリーさん」に修正されたのは、番組開始から、なんと25分後!なのだから、凄すぎる。

さらにその後も脱線トークに戻り、自己紹介は36分後、タイトルコールは38分後というのだから、超絶。

これが記念すべき初回放送というのに、既に貫禄さえも感じさせる余裕っぷりだ。

このあたりのやりとりについて、僕は、X(旧Twitter)でこうつぶやいた。

僕は普段、こういう形でリアルタイムでつぶやくことはあまりないのだけれど、この時はあまりに楽しくて、書かずにはいられなくなってしまった。

楢原さんのボケ数が凄いのもさることながら、絶妙のアシストで、自由なボケを繰り出させていく出井さんの技術が素晴らしい。

最初の「住田弁護士、お疲れさまでした。」に対しても、ボケを止めさせるつもりなら、「違います。オードリーさんです」と言えば、すぐに終わる話なのだ。

それを「違います。」だけ言って、さらにボケを要求させ、話が盛り上がってくると、さりげなく自分もボケて《ダブルボケ》状態に持ち込んでいくテクニックが、芸術的。

その後も、二人のやりたい放題は止まらない。

昨年のM-1以降、ヤーレンズを取り巻くエピソードは無数にある筈なのに、それらについてのトークは拒否。

また、基本的にユーザーからのメールは読まず、徹底して、リアル漫才ばりのフリートークを繰り広げていく。

これはもう、単なるラジオ番組じゃない。

ラジオという舞台を使った《ヤーレンズ劇場》だ。

即興力も素晴らしい。

誤った情報(ボケ)を指摘するメールが届いても、そのラジオネームなどをネタにして、どんどん脱線していくのだから、もう、流石としか言えない。

二人のトークバトル術が凄いのは、ネットラジオ「GERA」の「ラジオの虎」で実証済だけれど、「GERA」にはひとつだけ弱点があった。

番組の規定上、《音楽を流せない》《歌えない》ということだ。

「オールナイトニッポン」には、そういった規制がないため、その点でも遊び心満載だった。

選曲は謎だらけで奥深いし、突然、楢原さんがゴスペラーズの「ひとり」を生歌で!披露するというサプライズもあった。

しかも、生歌を終えたあと、その件について、トークでの言及は一切なし。

いやはや、もう、何という徹底ぶりで、惚れ惚れしてしまう。

番組ラスト、午前5時近くになると、急にトークの口調が変わって、楢原さんが、真面目に天気予報などを伝えた。

TBSで隔週木曜に担当している「ヤーレンズの#ふらっと」的なノリにいきなり変わったのだ。

しかし、その点についても、もちろん言及はいっさいなし。

穏やかなジャズをB.G.Mにしながら、なにごともないかのように、穏やかに番組を締めくくっている。

ラストの楢原さんの挨拶は「おはようございます。いい朝を。」という爽やかなもの。

いやはや、オープニングとの落差が凄まじすぎる。

でも、これがまたヤーレンズの最高なところなんだよなぁ。

僕は、リアルタイムで聞き終わった後、タイムフリーで復習し、その後また聞いたので、都合3回も聞いているが、聞くたびに新しい発見、感動、爆笑がある。

それぐらい、この番組は濃密で、素晴らしすぎる。

来月末は、どんな形で《ヤーレンズ劇場》を見せてくれるのだろうか。

今からそれが楽しみで仕方ない。

今回の放送は、ありがたいことに、タイムフリーでまだ聞くことができる。

タイムフリー期間中に、らくらじ2を使えば、永久に残しておくことも可能だ。

ヤーレンズ好きはもちろん、ヤーレンズに興味のある人は、絶対に聞き逃しのないよう、強力にお薦めしたい。

radiko(ラジコ) | ヤーレンズのオールナイトニッポン0(ZERO)


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