今回のAppleイベントでは、さまざまな商品やサービスがリリースされた。
iPhone 12こそ発表されなかったが、盛りだくさんだったと思う。
とりわけ僕が大いに心惹かれたのは…。
「全く新しい」iPad Airだ。
いやはや、なんといっても、そのカラバリが魅力的。
iPad Proは、スペースグレイとシルバーしかなく、《渋い》印象が否めないのだけれど、今回のiPad Airは、それに加えて、ローズゴールド・グリーン・スカイブルーが用意されており、実にカラフル。
グリーンやスカイブルーといった色は、これまでのiPadのイメージを覆すような色合いになっているので、僕は大いに魅力を感じている。
単に、カラフルなだけじゃなくて、性能も凄い。
CPUは、Apple最新最強の「A14 Bionic」をいち早く搭載。
iPad Airは、iPad Proより下位モデルではあるけれど、CPUにおいては、現iPad Pro(A12Z Bionicチップ)を大きく凌ぐことになる。
今回のiPad Airは、全体的にもバージョンアップが著しい。
Apple Pencilは、第2世代に対応するようになったし、ライトニング端子からUSB-Cコネクタに変更。 Magic KeyboardとSmart Keyboard Folioにも対応する。
僕が買った2年前のiPad Proと比較すると、ほぼ遜色ない状態になっているのだ。
いや。
CPUがパワーアップしている分、むしろ今回のiPad Airの方が上だし、全体的な性能においても、きっと上回っているだろう。
それでいて、価格は圧倒的に安くなっているのだから、ちょっと悔しいw
また、新iPad Airは、Apple初の機能も搭載している。
トップボタンへのTouch ID搭載だ。
iPad Airでは、これまで、ホームボタンにTouch IDを搭載していたが、オールディスプレイ化に伴う移動となる。
iPad Pro はFace ID 搭載なので、この点は、Proに倣わず、あえて差別化を図ったようだ。
マスク必須時代になってしまった今、Touch IDの魅力は大いに増している。
ただ、iPadの場合、自宅やオフィスを中心に使う場合も多いと想定されるので、必ずしもTouch IDの方が便利とは限らない。
据え置きで使っていると、いちいちボタンを押すのは面倒で、Face IDの方が楽。
僕は、iPad Air 2からiPad Proに乗り換えた時、その点がとても便利だと思った。
だから、願わくば、Face IDとTouch IDを両方搭載してくれるとベストだったのだけれど…。
ということで、Touch IDについてはちょっと引っ掛かるものの、それでも、新iPad Airが大いに魅力的であることは変わりない。
僕は、現状のiPad Proに満足してはいるのだけれど、ちょっと心が揺れている。