第2世代のiPhone SEをゲットして、1ヶ月半以上が経つ。
少なくとも、5月までは何の問題もなかった。僕は、最新端末のサクサクとした使い心地に酔いしれていた。
Suica対応、防水、ポートレートモード。
初代では体験できなかった、新しい機能にも痺れた。
バッテリのもちは、初代と大差ない感じだったが、ワイヤレス充電のおかげで、毎日快適に充電できていた。
異変を感じるようになってきたのは、今月に入ってからのことだ。
なぜか、iPhone SEの本体が「熱くなる」ようになってきたのである。
たぶんそれは、東京の最高気温が30℃近くまで上がってきてからだったように思う。
それにつれて、iPhone SEの筐体も熱くなってきてしまうようになったのだ。
発熱は一時的なものだったので、最初は気にしていなかったが、「もうひとつの異変」が併発し、僕はちょっと不安を感じてきた。
ワイヤレス充電時の異変だ。
僕は、Appleストア公認のベルキンワイヤレス充電器で、快適なバッテリライフを堪能していた。
毎日、帰宅後、ポンと充電器に置くだけ。充電しながら操作もできるし、縦にも横にも置ける。実に満足していたのである。
ところが…。
ある日、突然異変が起きた。
充電器に置いて眠った翌朝に確認してみると、なぜか「80%」までしか充電されていなかったのだ。
その時は、一時的な問題かと思っていたのだけれど、以降も同様の現象は続いた。
僕は大いに悩んで、調べてみた。
「iPhone」「充電」「80%」でググると、沢山のWebサイトがヒットする。
ただそれは、おしなべて、iOS13から搭載された《最適化されたバッテリー充電》の解説。
この機能は、AppleのWebサイトにも掲載されており、その説明は以下の通り。
iOS 13 以降には、「最適化されたバッテリー充電」機能があり、iPhone がフル充電されたままの時間を極力短くして、バッテリーの劣化を軽減し、寿命を延ばしてくれます。
この機能を有効にすると、所定の条件下で、iPhone は 80 パーセントまで充電したら、その後の充電を遅らせます。
しかし、僕のiPhone SEの場合、この現象は当てはまらない。
iPhone SEを入手後、初期設定の段階で、この機能はオフにしてあったからだ。
今朝、念のため今一度設定を確認してみたが、やはり、オフだった。
しかし、前述の通り、東京の最高気温が上がり、加えて、僕の部屋の室温も上がってきた頃から、この現象が起きるようになった。
そして、よくよく考えてみると、iPhone SEの発熱とも連関があることがわかった。
もっぱら、この充電器からiPhoneを外した時に、その筐体が熱くなっているからである。
同じ部屋で充電しても、ライトニングケーブル経由の充電ならば、問題なく満充電できるし、iPhone SEの筐体も熱くならない。
どうやら、僕のiPhone SEは、ワイヤレス充電時に限って、問題が発生するようになってしまったようだ。
その原因が、気温室温の変化によるものなのか、充電器によるものなのか、はたしてiPhone SE本体の問題なのか。僕にはどうにもよくわからない。
ライトニングケーブル充電で、当面の問題は回避できる。
しかし、いざワイヤレス充電の快適さを知ってしまった今、いちいちケーブルに繋いで充電するのは、どうにもこうにももどかしい。
ということで、僕は今、この問題で苦悩している。
うーん。