昨日、外出時にふらりと立ち寄ったミニストップで発見。
餃子ライス…おにぎり??
ちょっと驚いたので、iPhoneで情報検索してみると、どうやら、ちょうど昨日から発売になった新商品だということがわかった。
おぉ。
どうやら僕の餃子アンテナも、まだ錆びついてはいないようだw
僕は、普段あまりコンビニ系の餃子は食べないのだけれど、昨日は迷わず購入。
こういうものは「旬」の時に買っておかないと、きっと後悔すると思ったからだ。
昨年10月、旬を逃した記憶が甦る。
ローソンストア100で、「餃子とチャーハンおにぎり」が出たという情報を知り、購入しようと思っていた。
餃子とチャーハンの組み合わせで、税込108円というのはどう考えても破格で、売れるのはもっともだし、味はともかくとして、ネタ的に食べておきかった。
しかし、近所に店舗がなく、遠征する時間もとれないうちに、販売終了…。悔しい思いが甦る。
ということで、今回はその轍を踏むまいと思った。
ローソンストア100のパクリ商品(?)であるにも関わらず、税込160円もするのは、ちょっと納得いかない気分だったが、まぁ、ブログのネタにもなるし…と思って購入。
ということで、今日、早速ネタにしているという流れだw
たぶん、二度は食べないと思うので、実食する前に色々と撮影しておくことにした。
商品近影
ミニストップで見かけた時から感じていたのだけれど、「餃子ライス」というネーミングに、どうにも違和感。
だって、これはどう見ても「餃子とチャーハン」ではないか。
チャーハンもライスの一種ではあるが、僕はどうにもすっきりしなかった。
「餃子ライス」と言われると、僕は、どうしても、白ご飯と餃子の組み合わせを連想してしまうからだ。
それに、「餃子とチャーハン」という名前の方が、高価格への納得感が強まる気がしたので、僕はどうにも不思議だった。
ひょっとして、「餃子とチャーハンおにぎり」というネーミングは、ローソンストアが商標登録していたため、使えなかったのだろうか…?
まさかとは思ったが、この時は、一瞬それで納得していた。
原材料表示
後半に表示されている山盛りの添加物群が、一瞬引っかかったが、そんなことをいちいち気にしていたら、コンビニのおにぎりは食べられない。
それより問題なのは、二番目に表示されている「焼ぎょうざ」という表示だった。
餃子って、原材料なのか?
僕はどうにもそれが納得いかなかった。
焼餃子は、別名「完全食」と言われるほど、完成された料理の名前であって、どう考えても原材料じゃない。
いったい餃子の中身は何なんだ。説明が必要だろう。責任者を呼べ、責任者を。
と、クレームを入れたくなったが、ちょっと大人げないとも思えた(当たり前だ)ので、グッとこらえて先に進むことにした。
開封!
ご飯の真ん中に凹みを作って、その中に焼餃子を埋め込んでいる形。
ご飯から餃子を外してみると…。
分離された両雄(?)
こんな形になる。
ご飯の部分には、タレっぽい跡がしっかりと残っている。原材料名の表示には、「ニンニク入り醤油たれ」と書かれているから、それが染みこんでいるのだろう。
原材料名では明らかにされなかった、餃子の中身についても検証が必要なので、こんな写真も撮ってみた。
餃子断面図
ミンチされた肉と、ニラ、ネギなどがミックスされている。
食べる前から、何となくその味が想像できる、ごく普通のコンビニ餃子っぽい具だった。
僕は、その具よりも、皮に張り付いた、「ニンニク醤油タレつきのご飯」の方が、むしろ魅惑的に感じた。
ということで、一通り写真を撮りおわったので…。
いざ、実食!
まずは、ご飯の一部と、切断された餃子の半分を温めずに食べてみた。
そこで、僕は、大きな勘違いをしていたことに気がつく。
「…ん?これはチャーハンじゃない。」
そうか。そういうことだったのか、と、僕はようやく納得。
このご飯は、チャーハンっぽいビジュアルの、単なる「味ご飯」だった。
僕は、原材料名で「味飯」表示を確認していたが、てっきりそれを炒めているのかと思っていた。
しかし、そうではなく、あくまで、おにぎり状にしただけ。
だから、「餃子とチャーハン」ではなく、あくまで「餃子ライス」なのだ。
炒り卵などが埋まっていたので、チャーハンに見えてしまうのだけれど、味飯だったんだなぁ…。
プレスリリースなどで「炒飯風」ご飯と紹介されていたのは、そういう意味だったのか。
ただ、僕は決して落胆したわけではなかった。
炒めていないせいか、ご飯は油っぽくなくて、冷たいままでもそこそこ美味しい。
そして、餃子も、思ったほど悪くなかった。
皮は、それなりにもちもち感がある。肉のジューシー感や野菜のザクザク感などは全くないが、その分、ニンニクが大きな仕事をしている。タレと具の両方から攻めてきて、刺激的。
あっさりした味飯にパンチの効いた餃子、という組み合わせは、悪くない、と思った。
残り半分の餃子と味飯は、電子レンジで温めてみたが、僕は、それほど美味しさがアップしている気はしなかった。
餃子がふにゃふにゃして、皮の弾力が落ちてしまうし、ご飯も軟らかくなってしまったので、食べ応えが薄れた気がしたからだ。
まぁ、この辺りは好みによるところだろう。
チャーハンではなく、味飯を使った効果は、その他にも現れていた。
カロリー・栄養成分表示
具が焼餃子のおにぎりなのに、という組み合わせながら、200kcalを切る!
のだ。
もしも、ご飯がチャーハンだったらそうは行かない筈で、ダイエットに優しいおにぎりになっているとも思う。
まとめ?
チャーハンではなく、味飯を使ったことで、餃子(というかニンニクというか)のパンチが生かされ、それなりに満足感はある。
160円という価格は、ちょっと高い気もしたが、ワンハンドで、気軽に餃子ライスが食べられるというのは魅力的。
ロングランの間に、カロリーとスタミナを補うための補給食としては、もってこいのおにぎりではないだろうか。
ということで、僕は今度、「餃子ライスおにぎり食べながらラン」でもしようかと思った。
たぶん、すぐに消えてしまうメニューだろうから、やるならすぐにやらないといけないかもしれないけれど。
かんたんdancyu 餃子の手帖―おいしいコツとワザ、あります! (プレジデントムック)
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2015/08/21
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る