遂に、ようやく、Garmin920XTJの後継機が発表された。
その名は、Garmin ForeAthlete 935。
Garmin ForeAthleteの900番台は、シリーズのフラッグシップであるが、920XTJが発表されてから2年以上が経過していたため、いささか時代遅れになっていたことは否めなかった。
昨秋発売のGarmin735XTJが、バッテリ駆動時間を除き、920の機能を、ほぼ吸収。さらに、心拍計を搭載してきたことで、もはや920を最上位機種とは呼べないような逆転現象が生じていた。
だから、今回は、本当に満を持しての登場。最新、最強のスペック。心拍計も搭載して、全く隙がなくなった。
いやはや、これはたまらない。
この動画を見ているだけで、いてもたってもいられなくなる。
公式Webサイトでの比較表を見ても、完璧。まさに、申し分のないモデルになっている。
Garmin735XTJも、かなり近いスペックと言えるのだけれど、前述バッテリ駆動時間において、935には大きく劣る。
トレーニングモードでの計測時、735の駆動時間は14時間。ウルトラレースでの関門制限ギリギリの時間になる。これでも使えないことはないが、ちょっと心許ない。
しかし、935ならば21時間なので、余裕を持って利用することができる。この差は非常に大きい。
920との比較においても、実に魅惑的。
その重量は、920より12gも軽く(!)なって、なんと49g。四角くてゴツいデザインだった920に対して、「普通の」時計っぽくなったところも、大きな進化だと思う。
さらに、なんと言っても、心拍計を搭載したことが、920に対しての大きな進化面。
別途に心拍ベルトを搭載すれば、920でも心拍測定は可能。
また、935であっても、ベルトを装着しないと図れない指数がある。
しかし、本体に光学式心拍計が搭載されているのは、やっぱり便利だと思う。
いやはやこれは実に魅力的で、クラクラしそうなスペックだ。
ということで、僕の心は大きくぐらついたものの、とりあえず購入は見送る予定。
僕にとって、まだまだ920XTJは十分現役。これからもしばらく使い続けるつもりだったからだ。
935は、心拍計も新デザインも魅力的ではあるが、6万円近く使って買い換えるのは、やっぱりちょっと厳しいんだよなぁ…。
【追記】
コメント欄で、しろくまさんから教えていただいたように、ランニングダイナミクスポッドが標準付属というのは、非常に大きなポイント。ということで再び心は揺れている(^^;
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本体は5月発売予定なのに、保護フィルムがもう発売されている?…と思ったら、海外版のForerunner用だった。
ただ、日本版でも使える、筈。