ここ数ヶ月の間、僕は、ずっと切ない思いを抱いていた。
僕の餃子店ランキング*1において、東京で一番、いや…日本で一番だと思っている、池袋の「東亭」が、突如休業になってしまったからだ。
その理由については、明白。
半年前、僕がこのエントリーで危惧したことが、現実になってしまったのである。
「マツコの知らない世界」に登場してしまったことで、僕は、その未来に大きな不安を抱いている。
今回のマツコ激賞に伴う、大混乱、パニックは必至だと思うからだ。
何とか、この荒波を無事に乗り切ってくれることを、心から祈りたい。
荒波は壮絶で、しかも、途絶えることがなかった。
もともと人気店であり、味については申し分ないのだから、口コミによる評判も加わって、行列状況は悪化するばかり。
その結果…。
しばらくするとランチ営業がなくなり、お持ち帰りのみに限定。しかも、不定期営業となってしまった。
ただ、僕はそれでもいいと思った。
混乱が収まるまで、無理のない範囲で営業してもらって、落ち着いてきたら、少しずつ広げてもらえばいい。そう感じていたからだ。
しかし、事態はそれで収まらなかった。
僕は、時々、夜明けランのコースに、「東亭前」を組み込んで、店舗に掲示される貼り紙を確認していた。
貼り紙には、最新の情報が掲示されるため、営業形態の変更などを掴んでおく必要があったからである。
その内容は、6月以降たびたび更新されたが、その後は、僕にとって、衝撃的な告知に変わっていった。
7月になると、「8月末まで休業」の案内が掲示。
そして、それがいつしか「無期限休業」のお知らせに変わってしまったのである。
再開の見通しが立ちましたら、お知らせ申し上げますので、しばらくの間ご猶予ください。
僕は、これに大きなショックを受けてしまった。
「8月末まで休業」となる寸前に、僕は、店のご主人と話をさせていただいている。
その際に伺った話はここに書かないけれど、「休業も仕方ない」と思えるものだった。
だから僕は、全てがうまくいって、8月以降に、無事復活することを信じ、祈っていたのだ。
しかし、無事8月末に復活…とはならず、無期限休業になってしまったことは、僕にとって、計り知れないショックとなった。
その後、僕は、夜明けランで「東亭前」を組み込むたびに、貼り紙を確認していた。
ただ、9月になっても、10月になっても、そのお知らせの内容は変わることがなかったので、僕の不安は募る一方だった。
だから。
昨日の夜明けランで、久しぶりにこの店の前を通り、この貼り紙を見て、思わず大きな雄叫びを上げそうになった。
おぉぉぉぉ。
ついに復活だ!
火曜と金曜の16時~18時のお持ち帰り限定。
1週間で、たった4時間だけ!という恐ろしく高いハードルの営業形態になってしまったが、それでも、僕は、復活してくれた喜びの方が断然大きかった。
あぁ、信じていて良かった。待ち続けていてよかった。そして、本当に、本当に、ホッとした。
週4時間でいい。いや、1時間だっていい。身体に無理なく、営業をしていただけることが僕の最大の望みだったからだ。
いやぁ嬉しい。本当に嬉しいなぁ。
【追記】東亭関連最新エントリー(2019/04)
*1:と偉そうに書くほど、餃子店を知っているわけではないけれどw