なんとも悔いが残る結果になってしまった、仙台国際ハーフマラソン。
しかし、レース自体は最高だったし、さらに、レース後にも感動が待っていた。
同じレースに出走されていた、はてブロランナーのMacRunさん、びあーさんと乾杯を交わすことができたからだ。
お二人とは、レース前にも、シューズ円陣写真を撮らせていただき、それで大いに気分が高まったのだけれど、その時はあまりお話ができなかった。
だから、レース後に、もう一度集まろうというお話になった時、本当に嬉しかった。
完走後、記録証をもらったり、着替えたりするのに手間取っていたとき、MacRunさんから、「既に集まってます」とのご連絡をいただいた。
僕は、どうにもズボラで行動が遅いため、どうしても皆さんにご迷惑をおかけしてしまう。
ということで、慌てて、集合場所へ。
目指すは、マラソン会場隣接の駐車場にて開催されていた伊達美味フードコートだ。
その場所は、僕の参加ブロックから、宮城球場をぐるっと回る形になり、しかも、レースを終えたランナーの波でごった返していたので、それを縫いながら進むのはかなり難儀だった。
しかし、僕は、はやる気持ちに胸をときめかせながら、急いだ。
再会!
お二人は、既に打ち上げを始められていたようで(当たり前(^^;)、フードコート出店の餃子も既に召し上がっていたとのこと。
僕は、びあーさんから、その餃子店を教えていただいた。
伊達な店、七色橋。
あとでググってみたのだけれど、そのような名前の店舗は見つからなかった。イベント専門の店舗なのだろうか?
まぁ、そんなことはどうでもいい。
僕はとにかく、この餃子が食べたかったのだ。
仙台あおば餃子。
僕は、若いときに、何度か仙台を訪れたことがあるのだけれど、その時にこの餃子はなかった。
それもその筈…。
ちょっと調べて見たところ、この餃子の歴史は浅く、2010年の「仙台・青葉まつり」がデビューとのことだった。
『仙台あおば餃子』は農業の振興と地域経済の活性化を目的に、仙台市内で生産された農産物を使った新たな商品を、というテーマから誕生しました。
その特徴はネーミングの「あおば」からもわかるように、杜の都をイメージさせる緑鮮やかな色。地域特産の仙台産雪菜をたっぷりと皮と具に練り込んでいます。
なるほど。
この店の案内にもあった通り、餃子が緑色なのには理由があって、皮にも、具にも仙台雪菜が練り込まれているからだった。
僕は、今回、初めてこれを食べるので、大いに期待していた。
餃子はちょっと小ぶり。5個で500円。
ビールと合わせると、1,000円になるので、少し高いような気もするけれど、フードコート価格ということを考えれば、まぁ、妥当。
何より、レース後、すぐに餃ビーできるというメリットの方が大きい。
ただ、僕があおば餃子に抱いていたイメージとはちょっと違う。
確かに緑色の餃子なのだけれど、その見栄えは、看板にあった写真とも、かなり異なるからだ。
それもその筈…。
どうみても揚げ餃子だった。
しかし、これはこれで悪くなかった。揚げてある分、冷めていても美味しかったし、噛みしめた時の野菜の風味も、カリカリ感も悪くなかった。
そして何より…。
このビールとともに味わえたのだから、最高に決まっている。
今回、MacRunさん、びあーさんと乾杯をさせていただき、レースについて語り合えたこのひとときは、本当に幸せだった。
MacRunさんも、びあーさんも、ともに自己ベストを更新されるという素晴らしい走りに比べ、 僕は…という結果ではあったけれど、そんなことは、もうどうでも良かった。
僕は、美味しい餃子とビールに酔いしれながら、「あぁ、はてブロランナーでよかった!」という思いに浸っていた。
お二人とは、また、夏の北海道マラソンで一緒に走ることができる。なんだか、それがとても嬉しい。
もしも機会が合えば、また色々とお話などさせていただきたいと思う。
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