餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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最高の「仙台国際ハーフマラソン」舞台で、力不足を痛感…。

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ゴールした瞬間、情けなくて溜息が出た。

最低目標だと思っていた、ハーフ100分。1時間40分を切ることができなかったからだ。

前回のハーフ出場である、14ヶ月前のフロストバイトロードレースより、4分も遅い。

自分なりに、精一杯走ったつもりだったけれど、スピード練習もろくに行わずに結果を出せるほど、ハーフマラソンは甘くなかった、ということだろう。あるいは、もう、歳なのか。

いずれにしても、力不足を痛感した1日だった。

しかし、レース前は、違う。むしろ、大きな期待も抱いていたのだ。

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会場近くの駅に着いたら、小雨。

f:id:ICHIZO:20170515050206j:plain皆、傘が手放せない状態で、この雨は、レースが始まるまで、ずっと降り続いていた。

しかし、こと、レース中において、小雨という条件は悪くない、というのが、僕の持論。

呼吸が楽になる分、むしろプラスではないかと思っているほどだ。

会場では、はてブロ仲間のランナーの方にご挨拶。シューズ円陣写真なども撮って、気分は大いに高まる。

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スタートまでの時間は、陸上競技場内でウォーミングアップを行うこともできた。

更衣室や荷物預かり所も、競技場に隣接されていているので、雨にも関わらず、スタートまでの時間、ストレスは殆どなかった。

これは陸連登録者ゆえのメリットなのかもしれないが、それならば、このためだけに陸連登録する価値がある!と思えるほど、今回、僕はその恩恵を感じた。

だから、その分結果を出したいところだったのだけれど…。

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スタート10分前。

気温は13℃というアナウンスがあった。待っている間はちょっと寒く感じるほど。前述したように、小雨というのもいい。

さらに、陸連登録のメリットで、Aブロックから出走することができるのもポイントが高かった。スタートまでのタイムロスが殆ど生じない場所だ*1

何から何まで、申し分のないレース条件だった。

だから、この時点で、僕は、「今回は、いいタイムが出せるかも!」と思っていたのだ。

号砲。

Aブロックだったこともあり、スタート直後のごちゃつきにも巻き込まれず、レース中のストレスは、ほぼ皆無だった。

いや、ストレスどころか、レース中は、感動の連続だった。

コースは、仙台のメインストリートを、大胆に、縦横無尽に走る。

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これはレース後に撮ったものだけれど、こういった市内の大通りを存分に使って気持ちよくランができるのだ。

これを最高と言わずして、なんと言おう。

杜の都、仙台の看板とも言える新緑にも癒やされた。街なかであるにも関わらず、緑、また緑。その情景は、小雨にも映えて、本当に美しかった。

さらに、道中の声援も素晴らしい。

雨にも関わらず、沢山の人が傘をさして観戦。励ましの声を送ってくれた。和太鼓なども各所で鳴り響き、それが大きな力になった。

中間点あたりには、Qちゃん(高橋尚子選手)がいて、ハイタッチをしてくれたし、最後の競技場内では、川内優輝選手に声をかけてもらった。

フルマラソンを含めても、これだけ道中が充実した大会は、それほどないのではないか?と思うほど、僕は感動しながら走り続けた。

何から何まで申し分なかった舞台で、唯一足りなかったのは、僕の実力。

競技場内に入り、ゴール直前で時計を見た時、時刻は、スタートから1時間40分を超えようとしていた。

まさか、こんな絶好の条件で100分を切れないとは…。

僕は自分が情けなくなってしまった。

レース後、なんだか踵がとても痛かったので、靴を脱いで確認してみると…。

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シューズに大きな穴が開いていて、踵がすり切れていた。

思えば、以前から小さな穴が開いていたのは知っていたのだけれど、今回のレースでそれが大きく広がり、踵に擦れを生じさせてしまったようだ。

レース中は、痛みを殆ど感じなかったのだけれど、もしかすると、これで最後の踏ん張りが効かなかったのかもしれない。

と、言うのは、単なる苦しい言い訳w

まぁ、でも、ひとつでも、無理矢理言い訳の材料ができたということで、来年は、靴下対策も万全にして、リベンジ出走したい。

*1:レース後の記録証で、確認したところ、スタートラインまで、たった5秒しかかかっていなかった。


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