餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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十条・東十条・巣鴨で出会った《勝手にエイド》の名物たち #ガンダムスタンプラリー

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JR東日本のスタンプラリーは、楽しいけれど時間がかかる。

普通に参加する場合でも、スタンプを押すために、1駅毎に下車しなければいけないから、それなりに時間がかかってしまう。

僕の場合は、電車に乗らずに、駅間を走っているので尚更だ。

これは、好きでやっていることなので、何の文句もない*1のだが、当然、走っている間はお腹が空く。

マラソン大会などでは、ある程度の距離毎に《エイド》として、給水や給食が提供されるので、僕らもそれにならって、《勝手にエイド》を設定することにした。

折角だから、それぞれの街で人気を博している食べ物がいい。

ということで、今回は、3つの駅付近で食べた名物たちを紹介させていただこう。

十条《あい菜家 2号店》のれんこんはんば~ぐ

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ハマーン・カーンが待ち受ける十条駅。

折角この駅に来たのならば、都内屈指の商店街《十条銀座》に寄らなければ、あまりにもったいない。

この商店街には、安くて美味しい惣菜屋がひしめいているが、とりわけ人気なのは、この店だ。

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「あい菜家」である。

TV番組などで十条銀座が紹介される場合は、絶対に外れない人気店だ。

本店は、一昨年の火事で焼失してしまったが、2号店は健在。いつもこのような行列になっている。

人気の理由は、なんと言っても安いこと。

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コロッケ28円!つくねボール19円!

アジフライやチキンカツなども、サイズを考えれば激安だ。僕はいつも、ここに来るたびに迷ってしまう。

去年のスタンプラリーでも立ち寄り、その時はコロッケを選択。シンプルだけれど、とても美味しかったことを思い出す。

今年は、れんこんはんばーぐを選択。1個税込み121円だ。

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その筐体はごろんとしていて、タレのかかった色艶がとても魅力的だ。

囓ってみる。

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何より、皮が美味しい。

はんば~ぐというネーミングではあるが、実際は衣つきの揚げ物。カリカリの食感がたまらない。

具も、たっぷりミンチと蓮根のバランスが絶妙で、実に食べ応えがある。僕は大いに気に入った。

この写真だと、あまり美味しそうに見えないのが難点だけれど(汗)オススメだ。

東十条《草月》のどら焼き「黒松」

十条と東十条は、隣駅ではない。

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路線図で見るとこんな感じになっており、十条~東十条を電車で行くなら、赤羽経由で乗り換える必要がある。

しかし、ランならば、そんな面倒なことをする必要はない。その駅間は1本道で、走れば10分もかからない距離だからだ。

ということで、僕らは十条をたっぷり散策し、ランチもとったあと、ちょっと走って、東十条駅に到達。

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ここでは、ククルス・ドアンが出迎えてくれた。

駅舎を出て、そのまま街道の方に進むと、和菓子の名店「草月」がある。

いや、「草月」というよりも、「黒松」と言った方が有名かもしれない。

ここは、都内三大どら焼きのひとつ、「黒松」の販売店なのだ。

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店頭でも、その存在を大々的にアピール。その人気ぶりが窺える。

いつもは、店の外まで延々と行列ができているのが常なのだけれど、この日は、なんと、それがなかった。

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行列は店内だけ。奇跡的だ。これは買うしかないではないか。

この店のどら焼きは、1個120円という価格なので、贈答用にまとめ買いする人が多いのだけれど、店員さんたちの手際がよく、あっという間に順番が来た。

ということで…。

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ゲット!

この店のどら焼きは、皮に特徴がある。いわゆる普通のどら焼きとはちょっと違うのだ。黒砂糖と蜂蜜が練り込んであるので、独特の色味をしている。

実に柔らかくて、上品な甘さがある、個性的な皮だ。

その餡もまた素晴らしい。そんなに甘くなく、皮との調和も抜群。

一口囓ると、「ふわっ」とした軽い感覚とともに、自然な甘さが口の中に溢れる。いくらでも食べられそうなどら焼きだ。

巣鴨《みずの》の塩大福

そして僕らは、巣鴨に到達した。

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「マ・クベ」に挨拶をしたあと、僕らが向かったのは…。

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巣鴨地蔵通商店街だ。巣鴨を訪れた以上、ここに立ち寄るのは「マスト」と言える。

この日は、休日と言うこともあり、商店街は大いに賑わっていた。

巣鴨グルメと言えば、なんと言っても塩大福で、沢山の店がしのぎを削ってそれを販売しているが、とりわけ人気なのが、この店。

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「元祖」塩大福の店、《みずの》だ。

巣鴨商店街で、一番早く塩大福の販売を始めた店ということで、まさに、元祖。

その店頭は、いつもこのような行列になっている。

元祖と言う言葉に弱い僕は、もちろんこの行列に並んで…。

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早速ゲットした。

僕は、これまで塩大福というものを食べたことがなかったので、食前は、しょっぱい大福?というようなイメージしかなかった。

しかし、その想像は大きく裏切られた。

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その形は楕円形で平べったく、僕の描いていた大福のイメージ(丸くてぷっくり)とは、少し違っていた。

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その餡もこれまた想定外。

甘ったるさがない上に、わずかの塩味が、絶妙のアクセントを与えている。

餅の部分とのバランスも素晴らしく、いくらでも食べられそうな(食べていたい)気分になった。

流石、元祖はダテじゃない。

結論:勝手にエイドは最高だ!

いやぁ、どの店も本当に素晴らしかった。

こういう経験ができるから、「走って」スタンプラリーはやめられない。

もちろん、走らなくても食べることはできるのだけれど、美味しい物は、カロリーも高い。だから、それを気にする人もいるだろう。

しかし、《エイド》として立ち寄るのであれば、食べた分走ればいいので、話は簡単だw

十条や巣鴨の商店街には、他にもまだまだ魅力的な店があったけれど、それは、来年のスタンプラリーへの楽しみにとっておきたい。

*1:というか、逆に、JR東日本から文句を言われる可能性もあるw


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