餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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ホーチミン5区「ヴァタン(瓦城)タイワンシャオチー (Va Thanh)」で、安くて美味しい台湾餃子を堪能!

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 その店は、ホーチミン5区の片隅に、ひっそりと存在していた。

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入口だけ見ると、一見、何の店だかちょっとわかりにくい。事前に調べておかなければ、目の前を通っても、見過ごしてしまっていた可能性もある。

僕は、「あぁ、辿り着けて良かったなぁ」と思った。

時間の限られた異国の旅においては、やはり、下調べが非常に重要。

ここは、ホーチミンで数少ない、「台湾焼餃子が食べられる店」なのだ。

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場所は、ホーチミンの中華街(チョロン)から少し離れたところにある。

中華街を巡る場合は、アンドン市場あたりがスタート地点になるが、そこからは1km程度離れている。

中心地(1区)からタクシーなどで向かう場合は、チョロンではなく、ホーチミン科学大学を目指した方がわかりやすいと思う。

いざ、入店。

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店内では、中国語のTV番組が流れていた。

僕らが店に入ったのは、中途半端な時間(午後3時過ぎ)だったため、店内には誰も客がいなかった。

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席に座ると、料理名の書かれた用紙が、僕らのテーブルに置かれた。

どうやら、この紙に注文数を記入してくれ、ということらしい。

中国語での表記だったため、ベトナム語よりは、その意味が(なんとなく)掴めるものの、やっぱり少し戸惑った。

すると…。

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このような、写真つきのメニューも出してもらった。

料理にはそれぞれ「G-1」「G-2」などの番号がついており、前述の注文用紙と連動している。

よっしゃ。これならば一目瞭然だ。

メニューには、さまざまな料理が掲載されていたけれど、僕らは迷わなかった。

注文したのは、もちろん…。 

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焼餃子と…。

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水餃子。

友人たちは、この後の予定も踏まえて、お茶や水を飲んでいたけれど、僕は、やっぱり耐えられずに…。

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Tiger Beerも注文。

折角東南アジアに来たのだから、現地のビールで餃ビーしたいからだ。

待っている間、店内をつらつらと眺めていると…。

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このような案内を発見。「移転のお知らせ」だ。

しかも、今年の8月…ということは、来月移転ではないか。

この日一緒だった、ホーチミン在住の友人によれば、「ここでは、こういったことはよくある話」とのこと。

しかも、お知らせさえも掲示されないことがあるらしい。

となると、ちょっと訪問時期がずれていたら、僕らは、店の前で途方に暮れていたかもしれない。

どんなに下調べをしていても報われなかった可能性もあったわけで、僕は、ほっと胸をなで下ろした。

そんなことを思いながら、しばし歓談していると…。

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水餃子がやってきた!

見るからにもちもちしており、いかにも台湾餃子といった趣だ。

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iPhone SEとのサイズ比較。

小ぶりな感じなので、ちょっとボリューム不足かなぁ…と言う気もしたのだけれど、違った。

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皮は厚くてもちもちだし、具には、肉とニラがたっぷり詰まっていて、実に食べ応えがあったからだ。

具は下味がしっかりついており、じゅわっと肉汁も感じる。

餃子皿にはタレが付属していたけれど、何もつけなくても、十分に美味しい。

そして…。

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焼餃子も登場!

そのビジュアルだけで、美味しさが伝わってくる餃子だ。皮の表面に透けて見えるニラが食欲をそそる。

囓ってみる。

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 旨いっ!

水餃子も美味しかったけれど、この餃子は、焼餃子の方が断然美味しい。

ジューシーな具の味わいと、皮のカリカリ感、もちもち感が、完璧に調和しているからだ。

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焼餃子のタレには、生姜が入っていた。

これがまた、この餃子にはとても合っていて、絶妙だった。

焼き餃子、水餃子は、ともに75,000ドン(約350円)なので、1個あたり35円の計算になる。

実に安くて、そして美味しい餃子だ。僕は、まだまだ食べたい衝動に駆られたが、ぐっと我慢。

時刻はまだ4時過ぎだったが、この日は、まだまだ予定が目白押し。

僕らは、当初の計画通り、次の目的地へと向かった。

(以下、続く。)


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