音楽なしでは走れない。
ガチなランナーならば、B.G.Mなどなくてもストイックに走れるのかもしれないが、僕は、単なる餃子好きの、なんちゃってランナーなので、ランニング時の音楽は不可欠。
好きな音楽を気持ちよく聴くために、走っていると言ってもいいぐらいだ。
音楽を聴く際は、Bluetoothヘッドホンも欠かせない。
僕がもっぱら愛用しているBluetoothヘッドホンはこれ。
3,000円程度の安価なヘッドホンなので、音質はそれなりだし、遮音性も低い。しかも、音漏れが結構する。
だから、通勤時などの利用には向かない。
しかし、こと、ランニング時の利用においては、これほど使いやすいヘッドホンはないと思う。
屋外ランニングで使う分には、多少の音漏れは問題ないし、遮音性の低さはむしろプラス。
外の音もしっかり拾ってくれるから、車の音や自転車のベルなども聞き漏らさず、安全に走れる。
僕が何より気に入っているのは、その軽さ(38g)と装着性。
耳の穴に入れるタイプと違って、耳との相性を気にしなくて済むのがいい。
利用する際は、ちょっと捻って耳に引っかけるだけなので、実に簡単で快適。
眼鏡とも干渉しないし、ランニング時に誤って外れてしまうこともない。走りながら、ボタン操作がしやすいのも魅力だ。
バッテリのもちもなかなか良くて、1回充電すれば、1週間のランニング(累計70km程度)で利用できる。
耐水性は《防汗》レベルとなっているが、僕は普通にシャワーランでも使っており、これまで、それで問題が起きたことはない。
流石、Marathon(マラソン)というネーミングはダテじゃない。
ランナーにとっては、いいことずくめのBluetoothヘッドホンなのだ。
外箱と内容物一式。
ヘッドホン本体に加えて、ハンディケースと、充電用のmicroUSBケーブル、予備の耳パッド、しっかりした日本語つきの解説書がついている。
これは、新品購入時に撮影した物ではなく、今回エントリーに合わせて揃えたものなので、耳パッドなどが多少折れてしまっているが、実際は、もっとしっかりしている。
microUSBケーブルは、付属品でなくても、汎用の物が使えるため、これまで眠らせていた。
僕は、このヘッドホンを何度も買い直しているから、付属品は結構余っているのだ。
何度も買い直している理由は、その耐久性にある。
1年以上使い続けていると、耳かけの部分が疲弊し、うまく装着できなくなってくる。
それでも無理して使い続けると、だんだん緩んで、最終的には折れてしまう。
このヘッドホンにとって、唯一の弱点と思える点だ。
僕は、折れたタイミングで、一時期、他のものに乗り換えたことがある。
しかし、それでやっぱり「Marathon(マラソン)が最高!」と実感。
3,000円程度で、1年以上は快適に使えるのだから十分元はとっている。
だから、消耗品と割り切って、折れるたびに、このMarathon(マラソン)を買い直している。
昨年からのコロナ禍に伴い、マラソン大会とは縁遠い毎日になってしまったが、でも、僕にはMarathon(マラソン)がついている。
さぁ、今日も一緒に、夜明けの街へ繰り出そう。
【蛇足】
今、amazonを眺めていたら、僕がいつも購入している「赤」モデルは2,999円だが、同一商品の「黒」モデルが、タイムセール中で2,549円になっていた。
たまには気分を変えてみるのもいいし、予備に買っておこうかと思う。