Google純正のAndroidスマートフォン、Pixelシリーズ最新作。
Google Pixel 8シリーズが正式発表された。
事前に情報が漏れすぎていたせいか、その性能や筐体デザインなどに関して、サプライズは全くなかった。
何より驚いたのは、その価格。
Google Pixel 8が112,900円から。
上位モデルのGoogle Pixel 8 Proが159,900円となっている。
ちょうど1年前に発表されたPixel 7シリーズから、ともに、3万円以上の値上がりとなってしまったのだ。
米国での販売価格は、ともに$100(約15,000円)の値上げとなっているが、それよりも断然振れ幅が大きい。
この円安時代だから仕方ない…と思われるかも知れないが、1年前と今の為替相場は(途中変動があったものの)殆ど変わっていない。
昨年は、円相場を無視して、圧倒的なコスパで発売されていたのである。
しかし今年、Googleはその方針を転換(?)し、現状の円相場を反映させた価格になってしまった。
Google Pixelの場合、ストアクレジットによる大幅還元*1があるし、旧モデルや競合モデルの下取り価格もハンパじゃないから、実質は、かなりお得に購入することができる。
ただ、このメリットはPixel 7シリーズの時にもあったので、やっぱり、値上げの分だけコスパは落ちたと言わざるを得ない。
競合するiPhone 15シリーズの価格を考えると、これでも十分勝負になると思ったのだろうけれど、ちょっと残念だ。
*1:「Pixel 8」購入で3万円相当、「Pixel 8 Pro」購入で5万円相当のストアクレジット付与