餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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檸檬

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今日、10月5日は「レモンの日」

…だとアレクサが教えてくれた*1ので、今日は、レモンについて語ろう。

レモンと聞くと、米津玄師 の大ヒット曲「Lemon」をイメージする人が多いかもしれない。

しかし僕は、昭和世代のオッサンだから、全く違う歌を思い描く。

僕は、レモン…という響きを聞いた時、「Lemon」などという横文字は浮かばず、「檸檬」という漢字が浮かぶのだ。

「檸」と「檬」は、ともに漢検1級相当の漢字であり、画数も無駄に多いから、日常的にはまず使われない。

でも、僕は割と子供の頃から、この漢字を知っており、しかもかなり気に入っていた。

さだまさしのファンだったからだ。

これは、さだまさしが1978年に発売したアルバム「私花集(アンソロジー)」に収録されており、後にシングル盤としても発売されている。

僕は、この歌に描かれた情景が好きでたまらず、その歌詞通りに、湯島聖堂に出かけて、聖橋から檸檬を投げ捨てようとしたほど。(実行はしなかったけど、橋までは行った)

その後僕は、この歌が、梶井基次郎の短編小説「檸檬」に感化されて生まれたものだということを知り、それが収録された短編集まで買ったことを思い出す。

今は、版権フリーになっているので、Kindleでも無料で読める。

いい時代になったものだ。

当時僕は、この短編を読んだ後、無性に丸善へ行きたくなった。

物語の舞台は京都だから、実際に行くことはできなかったが、日本橋丸善に行って、その雰囲気だけは味わった。(檸檬は置いてこなかったけど^^;

*1:アレクサに「おはよう」と挨拶すると、毎日、その日の記念日などを教えてくれる。


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