餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

雪と氷と岩の極限。難攻不落の「MERU」に挑んだ、不屈の男たちに唸る!

スポンサーリンク

日本列島は、昨日に続いて猛烈な寒気に襲われている。

僕の住んでいる東京も、非常に冷え込んだが、ただ「寒い」だけなので、恵まれていると言っていい。

日本各所では、猛烈な雪が降り積もっているからだ。

僕は、ニュースなどの映像を見て、雪の凄さ、怖さをあらためて思い知った。

そして、正月明けに見た、この映画のことを思い返した。

f:id:ICHIZO:20170115174052j:plain

 「MERU」だ。

ヒマラヤ山脈メルー中央峰にそびえる岩壁“シャークスフィン”。

この難攻不落の直登ダイレクトルートに挑んで敗れた3人の一流クライマーたちが、過去や葛藤を乗り越え、再び過酷な大自然に立ち向かっていく姿を描いた、壮大なスケールの山岳ヒューマン・ドキュメンタリー。

​映画『MERU/メルー』公式サイト

ただ、もともとは、見に行く予定がなかった。

壮大なテーマのドキュメンタリーは好きなのだけれど、僕はこれまで登山をしたことがないし、基本的に高所恐怖症だから、ちょっと厳しいかなぁ…と思っていたのだ。

何しろ、ポスターの写真を見ただけでも、僕にとっては怖すぎる。

しかし、ラン繋がりで映画好きの友人が激賞、「力がみなぎってくるような映画」というコメントもいただいたので、俄然興味がわいてきた。

僕は、最近ちょっと疲れていて、力が欲しかったので、見に行くことに決めた。

…で、鑑賞。

いやぁ、驚いた。まさかこれが実話とは。雪山の怖さ、MERUの恐ろしさに驚愕するとともに、そんな山に挑む、クライマーたちの凄さに唸った。

事実ベースということで、淡々と一本道のストーリーが進むのかと思いきや、中盤で衝撃的なドラマが起きる。

えぇっ。まさか。…その後、さらに、まさか。と思うような展開。

しかし、それが実話だからこそ、圧倒的な重みをもって伝わってくる。

なんという不屈の精神力だろう。僕は、まだまだ精神力が弱いので、この映画を見習って、つらいときにも、もう少し頑張ってみようと思った。

まさに、力がみなぎってくる映画だ。

 


12.31公開『MERU/メルー』劇場予告編

 


マラソン・ジョギングランキングへ