餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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劇場で、そして、IMAX3Dでこそ見て欲しい「ザ・ウォーク」の迫真

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時は1974年のニューヨーク、ワールドトレードセンター。
今は亡きあの両棟を、ワイヤーロープ一本でつなぎ、命綱なしの空中闊歩に挑んだ男の実話。この映画が作られたことを知った時から、僕は絶対に見に行くと決めていた。
2001年の9月11日。ワールドトレードセンター(WTC)が崩れた「あの」日に、僕はマンハッタンの地にいた。だから、このセンターには、特別な思いがあるのだ。
ということで、先週末の公開初日。IMAX3Dの上映館を探し出して鑑賞した。


映画『ザ・ウォーク』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ:

朝一番の回だったというのに、劇場内は、ほぼ満席だった。
いざ、上映。僕は3Dグラスを装着し、大いなる期待と、若干の心配を覚えながらスクリーンを見つめた。
もちろん期待の方が大きかったのだけれ、不安がよぎったのには、理由がある。
WTCの両棟をワイヤーロープ一本で渡るという発想が、あまりにも突飛すぎ、僕は、これが実話ということが信じられずにいたからだ。
「あの」忌まわしき事故によって、今、WTCが存在しないというのも、気になった。この映画は、完全に《作り物》であり、綱渡りシーンも3Dに決まっている。それが明らかなので、なんだか、ストーリーが陳腐に思えてしまうような気もした。
しかし、映画を見始めてすぐ、そんな心配は杞憂に終わった。
主人公である、フィリップ・プティにとって、WTCの両棟を渡るのは、突飛なんかじゃない。「必然」だったのだ。そう思わせるだけの過程が、この映画では丁寧に描かれていた。
スリリングあり、友情あり、随所にユーモアも溢れるストーリーは、実に心地良く、無理がなかった。「WTCの両棟をワイヤーロープ一本で渡る」などという、ちょっとあり得ないような設定なのに、それが納得できてしまう。
クライマックスとなる、綱渡りシーンは、実に圧巻。僕は、息を呑みながらスクリーンに魅入った。
これはまさに、劇場の大スクリーンで、そして、IMAX3Dで見てこそ、輝く映画だ。
WALK2
もちろん、パンフレットも購入。
この映画を見たら、やっぱり裏話も読みたくなる。実話に関するトピックスも盛り込まれており、読み応えは十分だった。
じっくり読んでいたら、もう1度見に行きたくなってしまったほど。
僕は、極度の高所恐怖症なのだけれど、それでも面白かった。おすすめ。
https://www.youtube.com/watch?v=uEVThWNQo7o:MOVIE
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