書きたいことは山ほどある。
しかし、何を書いてもネタバレになるので、その内容については書かない。ただ、映画好きなら、絶対に見て損はない映画だと思う。
僕は、基本的に洋画専門の映画ファンで、日本映画はほとんど見ない。特に、SF系、破滅系の映画だと、日本映画は、ハリウッド映画に比べてスケールが小さく、安っぽく見えてしまって、敬遠するのが常だった。
だから、この「シン・ゴジラ」についても、当初は見る予定がなかった。
しかし、映画好きの、信頼できる友人たちが挙って大激賞するのを見ると、いてもたってもいられなくなり、今日、朝一番の回で鑑賞。
折角ゴジラ映画を見るのだから…と、ゴジラが看板の新宿TOHOシネマズ!へ。
朝8時半という、早い時間の上映回だったのに、IMAXの大スクリーンは、ほぼ満員の大盛況。いやはや凄い人気だった。
僕は今日、未明から30km超のランニングをしたあとだったので、予告編のあたりではちょっと睡魔が襲ってきたのだけれど、それが吹っ飛んでしまうほどの面白さ。
いやはや、これは、凄い、素晴らしい映画だ。
「怪獣映画なんて…?」と思っている人もいるかもしれないけれど、そう思って見に行かないのは、損だと思う。
確かにこれは怪獣映画としても素晴らしい。しかし、この映画の本質は怪獣映画なんかじゃないと思うからだ。
あああぁぁ、書きたい。伝えたい。この面白さを色んな人と共有したい。Webをつらつらと眺めていると、ネタバレ記事が溢れまくっているので、僕もその仲間に入りたい。
しかし。
やっぱりここでは書かないことにする。僕のブログを少しでも参考にしてくださる人がいるならば、「ネタバレ地雷を踏んでしまう前に、一刻も早く、是非見て欲しい」ということを全力で伝えたいからだ。
巷では、ゴジラシリーズの旧作とか、エヴァンゲリオンシリーズとの関連性、相似性としての楽しみ方も伝えられてはいるが、それはあくまで楽しみのひとつ。
僕は、今回、ゴジラシリーズの旧作予習はしなかったし、「エヴァンゲリオンって何?」というほど、エヴァシリーズに無知なのだけれど、それでも十分以上に楽しめた。
今後、ネットには、この面白さをネタバレつきで伝える人が溢れる筈だし、とにかく大ヒットしている映画なので、リアルでも見に行った友人が増えてくるだろう。
時間が経てば経つほど、この映画に関する、ネタバレ情報を遮断し続けるのは、かなり難しくなってくると思う。
だから、もしも、少しでもこの映画が気になるならば、「落ち着いてから」などと思わず、今すぐにでも見て欲しい。
ネタバレを踏まず、先入観なく見た方が、絶対に楽しめる映画だと思うからだ。
超オススメ。
パンフレットも、もちろん購入。
「ネタバレ注意」の封緘つき。映画を見終わった後、封緘を解き、僕はあらためて感動に震えている。
絶対に、この映画はもう一度見に行くつもりだ。
今週のお題「映画の夏」