餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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博多@餃子祭り(前編:鉄なべの借りは…。)

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時は5月3日の夜、22時に遡る。
その日の修行を終えた僕は、お腹が空きまくっていた。しかし僕にはひとつの大きな目的があったから、空腹も苦ではなかった。その目的を果たすために、ずっと空腹を耐えていたのだ。そう、博多鉄鍋餃子の店、その名も「鉄なべ」に行くために。
福岡空港から博多駅に着いて、僕は一心不乱に、その店を目指した。すっかり遅い時間になっていたけれど、当時の記憶では深夜まであいている店だったし、今もしっかり存在していることは予めWebで確認済み。だから大丈夫な筈。
博多に住んでいた頃、何度も通った店なので、道順は身体が覚えている…というわけにはいかなかった。十数年の月日は長く、やっぱりすっかり忘れていたため、Googleマップのお世話になり、さまよいながら向かった。
そして。
201305博多餃子1

着いた!
ちょうど中から出てくる人もいたので、今ならば入れ替わりで入れる!と期待したのは、ほんの一瞬。何だか、ちょっと様子が変であることに気がついた。
暖簾はでているものの、看板の灯りは消えていて、そして何だか注意書きが書いてある。
嫌な予感を感じながら近寄ってみると…。
201305博多餃子2

既に閉店時刻を過ぎていたorz
定休日営業って何だろう…と思い、よくよくWebサイトの情報を見直してみると、日・祝は定休日だった。そう言えば、昔も日・祝は行ったことなかったかなぁ…という気がした。何たる痛恨。
ということで、博多駅までに戻る道すがら、あまりの空腹に耐えきれず、コンビニのおにぎりを買って食べながら歩いた。餃子が食べられないなら、もうおにぎりでいいや、という気分だったのだ。
しかし…。
博多駅まで戻ると、駅ビルの飲食店はまだ営業中であり、その中に、見知った名前の餃子店があることを発見。既にお腹は満たされていたけれど、これを見逃しては、餃子好きの名が廃る。
201305博多餃子3

その店の名は、「テムジン」。博多餃子店の老舗だ。
鉄なべほどではないが、何度も行ったことがあったし、独特な味付けは嫌いじゃない。ということで、「餃子別腹理論」に基づいて、入店、注文。
201305博多餃子4

懐かしい味だったなぁ。
とても食べやすい餃子なので、もうひと皿注文しようかと思ったけれど、時間が遅かったし、翌朝のランで胃もたれするかもしれないと思い、グッと我慢。
僕も大人になったものだ
やっぱり、博多に来たら餃子を食べずには帰れない。そして…。
(以下、続く)
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