餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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【那覇/県庁前】おひとりさま歓迎!の「燕郷房」で昼から餃ビー

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時は1ヶ月前に遡る。

僕は、「どこかにマイル」×「JAL Wellness & Travel」の無敵タッグでゲットした航空券により、那覇を旅していた。

今の沖縄は、米軍基地でのクラスター発生に端を発したコロナ第6波で、大変なことになっているけれど、当時は何の問題もなかった。

新規のコロナ感染者数は、数名程度で推移しており、夜の街も全く普通に賑わっていた。

だから僕は、那覇に着いた当日の夜、栄町市場の「べんり屋 玉玲瓏 (イウリンロン)」で爆汁焼餃子を堪能し…。

国際通りの脇道にある、きたなシュランな「青島食堂」で、もっちりジューシーな水餃子を、心置きなく味わうことができたのだ。

僕は、その翌日の最終便で東京に帰る予定だったため、翌日も、いくつかの店に行く予定を立てていた。

昼は、浦添まで遠征して、超絶的に美味しかった焼餃子を、もう1度食べよう、夕方からは、上手く回れば2軒ぐらい行けるかもしれない、など、心は大いに逸っていた。

ところが…。

諸般の事情により、急遽、昼の便で羽田に戻らなければならないこととなり、僕は大いに落ち込んだ。

搭乗前に、那覇空港で寄りたい店もあったため、そう考えると、浦添までの遠征は無理。

となると、素直に空港へ直行しかないか…と考えていたが、滞在していたホテルのすぐ近くに、気になる中華料理店があったことを思い出した。

その名は「燕郷房」。

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「食べログ 中国料理 WEST 百名店 2021」にも選ばれている、地元の人気店だ。

いわゆる町中華と言った趣ではなく、ちょっと高級そうな佇まいだったので、僕には敷居が高いかなぁと、最初は思った。

しかし、食べログでのコメントを確認したところ、意外と気軽に入れそうだった。

予約もできるということだったため、僕は、昼の開店時間(12:00)直後の時間を予約し、当日、その10分前に到着した。

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店の前には、既に長い行列ができていた。

しかし、僕は予約をしているので、何の問題もない。

いざ、開店時刻の12:00となっても、列はなかなか先に進まなかった。

予約客以外は、席の確認や調整をする必要があり、さらに、店の入口で検温やら消毒やらの対応が行われていたからだ。

僕は、あまり時間がなかったので、ちょっと焦ったが、入店後の対応はスムーズだった。

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店内は非常に広く、1F2Fあわせて80席以上ある。

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僕は、店の片隅にある、1人客用のスペースに案内された。

壁沿いで落ち着くし、隣席との仕切りもあり、申し分のない環境だ。

さらに素晴らしいのは…。

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1人での来店で、かつ、2皿以上の料理を注文する場合、《Sサイズ》が別途用意されているということだった。

本格的な中華料理店の場合、基本的には大皿料理が中心となるため、大勢で取り分けるのには向くが、ひとりでは何品も注文することができないからだ。

この店は、悩ましい1人客のニーズにしっかり応えてくれる。最高だ。

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まずは前菜メニューを眺めてみる。

これらにも、殆どSサイズのメニューが用意されていた。

別途、店のオススメ前菜というメニューがあり(写真を撮り忘れてしまった(^^;)、僕は、その中から、「パクチーと青唐辛子」の前菜Sサイズを注文。

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ほどなくそれは、僕の前に登場した。

Sサイズと言っても、そこそこの量があり、主菜までのアテとしては十分だった。

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癖のあるパクチーの風味に、青唐辛子が絡まって、パンチのある味わい。

小品ながら、実に美味しく、店のレベルの高さを感じさせる料理だった。

いやぁ、これはビールが合う。

この店は、きっと何でも美味しいに違いないぞ。

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だから、できれば、店自慢のこういった料理を堪能したかった。

しかし僕はこの後、空港でも食べる予定にしていたので、あまりお腹をいっぱいにはできないという事情があった。

さらに、時間もあまりなかったので、僕にとってのメインディッシュに直行。

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もちろん餃子だ。

焼餃子と水餃子の選択で少しだけ迷ったが、心配はいらなかった。こういった点心メニューにも、Sサイズが用意されていたからである。

ということで、「鉄鍋餃子」と「媽々水餃子」を注文した。

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壁に吊されていた中国の風景写真などを眺めながら、ぼんやり待っていると…。

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鉄鍋餃子がやってきた!

Sサイズだけれど、しっかりと熱々の鉄鍋に乗っており、ジュージューと音を立てていた。

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媽々水餃子も来た!

こちらも、Sサイズながら、専用の黒酢ダレがしっかりついていた。

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オリオンビールとの共演。至福のランチ餃ビーだ。

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鉄鍋餃子は、店員さんから何もつけずに食べることを薦められたが、確かに、その通り、そのままで、十分に美味しかった。

春雨やくわいなどの具材が織りなす、コリコリとした食感がいい。

そして、口の中にじゅわっと溢れる肉汁もいい。

トンボ帰りの予定になっていなければ、おかわりして、今度は普通サイズで味わいたくなってしまったほど。

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媽々水餃子は、媽々(中国語で「お母さん」のこと)の名前にふさわしく、肉の優しい旨みが溢れる小品。

焼餃子よりも肉感が強く、ネギたっぷりの専用黒酢につけて食べると、実に味わい深かった。

トンボ帰りの予定になってなければ…(以下略w)

今の沖縄は、大変な状況になっており、今後の状況も全く見えないけれど、ひとりで飲む分には全く問題ない筈。

機会があれば、またぜひ訪れたい。

以下、続く。


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