餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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黒船Kindle襲来に思うこと

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遂にこの日が来てしまったか…という印象。

ごく個人的な諸般の事情で、この端末の話題には触れたくなかった。
しかし、これだけ大きなニュースになってしまうと、やっぱり書かずにはいられない。賞賛するのは躊躇われるが、発売についての意見を書くだけならば、きっと許されるだろう(謎)
ここ1年は「出る出る詐欺」のようになっていたが、出すとなったら、やはり、準備万端整えてきた印象。バタバタで未整備のまま出してクレームの嵐となった、どこかの端末とはエラい違いだ。
Kindleはソフトウェアをインストールする必要もなく、初期設定も不要です。」という、Jeff Bezosからの挨拶文は、そういった先行端末への強烈な皮肉になっている。
発表のタイミングも絶妙。ちょうどiPad miniの発表当日。その夕方だから、世間がモバイルの話題で盛りあがっているまっただ中にぶつけてきた。
もしかすると、このタイミングを計算してしたのではなかろうか。端末紹介などのページも、どことなくApple Storeを意識しているように思える。
僕はモバイラーだから、もちろん、この端末にも、電子化にも興味は尽きない。しかし、一方で紙の本が、そして書店が好きなので、気持ちとしては複雑だ。
ここ数年は、ずっと「電子化元年」などと呼ばれてきたが、幻に終わってきた。その理由は明白。これまで登場した端末やサービスの利便性、電子化書籍のラインナップなどに問題がありすぎたからである。
しかし。今回はちょっと違う。Kindleは何もかもが別格だ。端末の発売は11月19日からになるが、既に今日から日本語Kindleストアはオープンしている。
ちょっと眺めてみたところ、まだ5万タイトルとはいえ、錚々たるラインナップが揃っている。
Kindleの普及に伴って、コンテンツの数も飛躍的に増えてくる筈で、今度こそ大きな電子化の波がやってくることは間違いない。
黒船上陸により、「本」という形態は、書店は、いったいどうなってしまうのだろう…。
さまざまな思いが交錯して、夜も眠れない。
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