餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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The 餃子散歩 中央線沿線篇(その4…続・封印されたハルピンの謎w)

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(承前)
本館と新館。

同じ店名の店が、こうやって隣同士に並んでいるのだから、誰だってそう思う。
実際、僕らもそう思っていたのだけれど、そんな単純な話ではなかったのだ。

本館…で、三鷹土産のカタログを見せられた際、このように奇妙な区分けがされていたことは、前回のエントリーで書いた。
同じハルピンの餃子なのに、なぜ21番は除外なのだろう…と思いながらカタログを凝視すると、ひとつの発見があった。

ん…?「ハルピン餃子」と「ハルピンの餃子」?なぜ、名前が違うんだろう。
店を出て、ふたつのハルピンを眺めてみると、さらに大きな違いがあった。僕らが食事をした店は…。

元祖ハルピンの表示。看板などの表示は、シンプルに「ハルピン」と書かれている。
しかし、隣にある新しい店は…。

「餃子のハルピン」となっていて、明らかに区別している。
この違いは一体何だろうと思いながら、新館…の壁にベタベタと貼ってある雑誌の切り抜き類などを見ていると、僕らは、この案内を見つけた。

30周年、建物の30年史というのは理解できるのだけれど、見過ごせないのは、「第一店舗」のところに書いてある(現在は別の方が経営されてます)という表現だった。
どう見ても系列店舗だと思えるのに、なぜこのような素っ気ない書き方をするのだろう。裏を返せば、「建物は残っているけど、30周年の本家はうちで、隣は全く関係ありませんよ」というようなメッセージにもとれる。
いやはや何ともきな臭い、複雑な事情がありそうだ。
そう思いながらググったりして調べてみると、実際、色々と難しい大人の事情(?)があった。ただ、ここではその点には突っ込まない。「別の方」のハルピン餃子は美味しかったし、餃子の味には関係ない話だからだ。
ただ、ここまで書かれると、やっぱり「餃子のハルピン」の餃子も食べないわけにはいかない。隣で食べ終わったばかりで、お腹も満たされていたため、お持ち帰りをチョイス。

全体メニューは隣店よりもかなりバラエティに富んでいた感じだったが、こと餃子に限れば、ほぼ同じようなラインナップ*1だった。
僕らが選んだのは、しその焼餃子。

三鷹駅近くの裏通りで、例によって青空焼餃子。
大の大人が道端で餃子をつついている姿は、ちょっと異様な光景ではあったのだけれど、みんなで食べれば怖くないw
味は…なかなか美味しかった。具の味付けは、「別の方」と同じく独得。肉汁たっぷりでジューシーだった。喧嘩別れ(?)したとはいえ、ルーツは同じなのだなぁと感じた。
ただ、皮は全く違っていた。
こちらの方が圧倒的に弾力があってもちもちしており、すぐに破けてしまうことはなさそうだった。これは好みが分かれるところだろうけれど、僕は、もちもち系が好きなので、今度は「餃子のハルピン」の餃子をじっくり堪能してみたくなった。
三鷹で2軒の餃子を食べるというのは想定外だったけれど、これも気ままな餃子散歩の面白さ。
当初の予定では、高円寺などにも寄る予定だったのだけれど、お腹が結構満たされてきたこともあり、僕らは最終目的地である阿佐ヶ谷に向かうことにした。(以下、続く。
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*1:餃子の種類が若干多いことと、スープ餃子がないことが相違点。


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