餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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チャージングポッドに関する喜怒哀楽(その2 腹立ち編)

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呆れた。
僕は思わず、店頭で大声を上げそうになった。いい加減にもほどがある。そう言いたくなった。その販売員に罪はない。それはわかっている。でも、僕は「無責任な店ですね」と言い残して、その場を去ってしまった。それ以上話を聞いていると、爆発しそうになってしまったからだ。
怒りに至る発端は、先週土曜の昼下がり。BBB用のチャージングポッドが入手困難だったことから始まった。
日本でも、Webで簡単に手に入るだろうと思ったのが、甘かった。いや、本体の発売再開前なら、全く問題なかったのだ。ここや、ここで、在庫ありだったことを、僕は確認している。しかし僕は、海外から格安品を入手済みだったと思っていたので、以前は全く食指が動かなかった。
輸入したブツが、BBBでは使えないことが判明し、いざ購入に走った時は、後の祭り。販売再開に伴う注文集中のせいか、どこもかしこも売り切れになってしまっていた。
リアルの店舗であれば、在庫があればそのまま購入可能だから、ドコモショップにも何軒か問い合わせてみた。しかし、どこの店でも取り寄せ扱いになるらしく、1週間程度かかるという回答を受けた。
ならば量販店はどうだろう。もしも在庫があるならば、ポイントで購入できるし、かえって得だ。ということで、これも何軒か問い合わせてみたのだけれど、在庫がなく、ドコモショップでの購入を勧められてしまった。
しかし、1軒だけ例外があった。ビックカメラ池袋店だ。僕は半分諦め気分で、BBBチャージングポッドの在庫を確認してみた。すると、なんと在庫ありだと言うではないか。歓喜のあまり、僕はすぐに買いに行きますと告げると、以下のような主旨の回答があった。
曰く、「データ上で入荷は確認済みだが、検品中の為、現在は販売できない。夕刻ぐらいになれば大丈夫かもしれないが、保証できない。明日であれば確実。」
とのことだった。
在庫数に不安を感じていた僕は、取り置きができないかと訊ねた。しかしそれはNGだった。商品が確認できていない以上、保証はできないと言うのだ。それは確かにそうだろうと思ったし、「多数入荷しているので、明日来店してもらえば問題ない」と強調されたため、僕はここで問い合わせの電話を切った。
ということで、素直な人であれば、翌日曜に出かけるのだろうけれど、僕はそこまで待っていられなかった。「夕刻ぐらいになれば大丈夫かもしれない」という言葉があったのだから、ダメもとで夕方に確認してみるほうが安心できる。
そして夕方。丁度池袋に用事もあったため、僕はビックカメラへ立ち寄り、docomoの販売員にチャージングポッドの在庫を訊ねた。すると…
「BlackBerry Boldの卓上ホルダですね。それはドコモショップさんでの取扱になります。」
そんな筈はない。僕は、昼間に電話で在庫確認したことを告げ、今日入荷しているらしいので、確かめてもらいたいと依頼した。
すると、販売員は店内奧へ消えて、以下の回答を持って戻って来た。
「確かに入荷していたようなのですが、あっという間に売り切れて、今は在庫ゼロのようです。」
そんな馬鹿な。僕は、明日であれば入手確実と聞いた情報を伝え、販売可能になったのならば、今日の時点で在庫ゼロというのは有り得ないだろうと訴えた。もう一度、入荷・在庫状況を確認してもらいたいと。
販売員は、もう一度店頭奧に消え、確認した結果を僕に告げた。
「それが…入ってきたのは数台しかなく、本体と同時に購入されるお客様がおり、なくなってしまったようです。」
済まなそうな表情でそう告げるdocomoの販売員に責任のないことはわかっているし、おそらくそれは事実なのだろう。しかし、ほんの数時間前に《多数入荷》《明日であれば確実》とまで返事をもらっているのにこの状況というのは、僕には到底納得がいかなかった。
もしかすると、電話で問い合わせた分とは別のルートで少量入荷した可能性もあると思い、僕は、再度、電話で聞いた内容を販売員に伝えた。明日の分として、別途に大量の在庫があるのではないかと。
僕の訴えを受けて、もう一度docomoの販売員は店頭奧に消えた。数分後、戻って来た彼は、僕へ以下のような最終通告を行った。
「今日数個入ってきたあとは、当分入荷の見込みはないそうです。明日来店されても、購入することはできません。」
…僕の中で、何かが切れた。あまりの怒りで、とっさに以下の台詞が出てしまった。
「無責任な店ですね」
僕の応対をしてくれた販売員に罪はないから、無責任な「店」*1だと告げて言い去ったのだけれど、販売員にとっても、良い気持ちはしなかったろう。今考えれば、申し訳ないことをしてしまった。日本中で入手不能になっているような商品でもあるまいし、実に大人げないと、今では思っている。
しかし、その時の僕は我慢できなかったのだ。

*1:全ては、電話問い合わせ時に回答した担当者の杜撰さに起因していると思う。


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