いざ樫へ、そして3冠へと繋がる道。
ブエナビスタ、圧巻の末脚で桜花賞制覇!
着 | 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | タイム | 着差 | 人気 |
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1 | ◎ | ブエナビスタ | 牝3 | 安藤勝己 | 1.34.0 | 1 | |
2 | △ | レッドディザイア | 牝3 | 四位洋文 | 1.34.1 | 1/2 | 2 |
3 | … | ジェルミナル | 牝3 | 福永祐一 | 1.34.3 | 5 | 1 1/2 |
ブエナビスタの繰り出した末脚は、上がり33.3。いくら外差しの効く馬場だと云っても、まさかここまでの脚を使うとは。向こう正面では後方2番手。3角あたりで上がっていく脚を見せたけれど、直線に入ってもまだ後方。しかし、ここからの脚が桁違いだった。
一番うまい競馬をしたのはレッドディザイア。大外枠から道中うまく脚を溜めながら、4角をスムーズに回り、いったんは直線で突き抜けた。上がり33.7の脚だから、普通なら圧勝まであったケースだろう。あれでねじ伏せられてはたまらない。今年は相手が悪かった。悪すぎた。
オークスでは、紛れが少なくなる分、ブエナビスタは更に競馬がしやすい筈。距離不安を謳う声も出てくるかもしれないが、兄のアドマイヤジャパンはダービー2着、オーラはダービー3着。もとよりオークスは距離適性よりも絶対能力が物を言うレースになりやすいから、全く問題ない。
スペシャルウィーク産駒特有の「突然走らなくなる」現象が出なければ、まずオークスも大丈夫だと思う。